Arbinger Blog

2018/06/01

□アービンジャー「箱」NEWS【Vol. 463 】 2018/6/1

こんにちは!

今日から6月ですね!
今年もそろそろ折り返し。
早いですね!!

全国的にそろそろ梅雨入りしそうですが
皆さん、ご体調には十分お気をつけください。

本日は東京より辻良太郎がお届けします。

辻良太郎の詳しいプロフィールはコチラ↓↓↓

辻良太郎

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■共感:辻良太郎
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先日、経営セミナーに参加しました。

講師の方は、人気接骨院の院長をされている方なのですが
その方がこんな話をしてくれました。

接骨院が患者を失う理由は?
5位4%:その他
4位5%:友人知人の影響
3位9%:競合店の影響
2位14%:施術への不満

そして1位は
68%:スタッフの無関心な態度

患者の患部を治療することも大切だけど
もっと大切なのは
その方が治療院に来た背景に関心を持つこと。
痛みの原因は何なのか?
痛みを伴いどんな気持ちだったのか?
痛みが解消されたらどんな生活を送りたいのか?

そういった患者様の気持ちをしっかりとお聞きすることで
お客様との間に「共感」が生まれる!
そしてその共感がお客様との信頼関係を強めてくれる。

患部だけではなく、患者様のそういった背景に沿って
治療メニューを提案することを大切にしていることのことでした。

その後、講師の方のご友人で
眼鏡店を経営されている方の話をしてくれました。

ある日、お爺さんが眼鏡を買いに来られたそうです。
視力を測り、希望の色や形を聞いて
何点かお勧めの眼鏡を提案されたそうなのですが
そのお爺さんはどの眼鏡も気に入らない様子。

眼鏡店の経営者さんも正直どうしていいかわからず
困ってしまいました。

間が持たずバツが悪くなった感もあり
普段は決して聞かないことを思わず聞いてみたそうです。

「このタイミングで眼鏡を買おうと思ったのは何かきっかけがあったのですか?」

するとそのお爺さんは
「実はもうすぐ孫は幼稚園に入園するんで、その送り迎えをする際運転用にしたいんです」

その後、お爺さんはニコニコしながらお孫さんのことを沢山話してくれたそうです。

一通りお爺さんの話が終わった後
「でしたらこちらの眼鏡がお勧めです」と
改めて提案したところ、お爺さんは喜んでその眼鏡をご購入されたとのことでした。

こちらが売りたい商品やサービス自体の説明も大事ですが
そもそも、相手が何を求めているか?なぜ求めているのか?
そういった背景をまずは知ることが大事だと改めて感じました。

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■ 編集後記
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約3ヶ月に1回のペースで
このメルマガ当番がまわってきます。

メルマガを書く際は、ネタ探しのため
ここ3ヶ月間のことを振返ります。

色々な出来事に対して
自分の感情の揺れを改めて感じる事ができて
結構楽しい時間です。

さて、次のメルマガまで3ヶ月間
どんな出来事があるか?
その出来事に対して
今の自分はどう感じるか?

今から楽しみです。