Arbinger Blog

2010/02/12

□アービンジャー「箱」NEWS【Vol.45】 2010/2/12

こんにちは!アービンジャー・ジャパンの田染です。
皆様、いかがお過ごしですか?

昨日まで春の陽気でしたが、
今日からまたぐっと冷え込んでいる福岡です。
変えようもない気候にも、
大きく影響されるもんですねぇ。

それでは、早速始めます!
今週の担当は、私、田染美穂子がお送りします。

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■  : 田染美穂子
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我が運命を決めるのは我なり
我が魂を征するのは我なり
私が我が運命の支配者
私が我が魂の指揮官

ネルソン・マンデラ。
南アフリカで、白人と黒人の間に共生の礎を築いた、
第9代大統領。

27年間の閉された毎日の中で、
彼の魂は何を信じ、何と会話したのだろう。
激しい怒りや死の恐怖、閉ざされた未来、
希望を抱くことが愚かに思える毎日を与えられても、
国を統治する権力を得ても、
彼は過去に囚われなかった。
「赦すことが最高の武器だ。」と語った。
‘同じことは繰り返さない’‘国を変えるためには自分が変わらなければ’。
彼は自分が受ける全ての物事には、果てしなく寛容で、
行うことは、どんなに些細なことでも目指す未来に忠実だった。

言動には微塵も迷いがない。
まるで結末を知っているかのように。

自分を不幸にする環境や出来事に、
しばしば怒りの感情をあらわにすることがある。
私が我が運命の支配者であるのに。
私が我が魂の指揮官なのに。
意志は翻弄させられ、感情は激しく何かを訴える。
そして目指すものはすり替わり、
憎しみをバネにしながら歪んだ世界を作り出す。

マンデラが一度も手に取ることのなかった、
この憎しみと過去。
同じように行うことは、難しいことだから、
間違うことの方が多いから、
気付いて改める機会をたくさん持とうと思った。

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■ 編集後記
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本文にも書きましたが、
先日「インビクタス」を観てきました。
開始5分で完全に引き込まれてしまいます。
映画ごときに、これほど心を揺さぶられるものか?と。

彼が発する台詞全てがメッセージで、
箱に入ることが多い私にとっては、
まるで審判にかけられているようでした。
感想を述べるのもおこがましいので、
ぜひご覧になってください!

ではでは、また来週!