Arbinger Blog

2015/06/04

□アービンジャー「箱」NEWS【Vol.313】2015/6/4

青い海 白い雲

日差しが眩しいこの季節

今年もサンサンと輝く太陽の下で

どんな夏の思い出

つくれるのかなぁ~~

元気ハツラツの京ちゃんに引き続き

今週は夏の紫外線が天敵 色黒のたぁ~ちゃんが

博多弁バリバリでお送りしま~~す。

色白の人羨ましぃ~~♪

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■ 「普通」 : 大神 多佳子
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毎日の会話によく出てくる

普通という言葉

これって1日どのくらい使うだろう。

普通こんなことせんよね?

普通ありえんよね?

普通に考えたらこうなるよね?

なんだろう。 普通って

見えないものなのに

普通って基準は一体だれが作ったんだろうか?

多分きっと

自分の経験や歴史の中で

勝手に作り上げられたものだろうと思う。

ビックリだ!!

全ての人がみんな 違っているのに

人は自分基準で

普通を作りあげていく!

そしてそれがさも当たり前の様にさえも思う。

私の普通を共感や共鳴してくれない人は

異常な人する

ひどい人にする

ダメな人にする

何故に?
自分基準なんだろうか?

自分が相手と違うように

相手も自分と違って良いのではないか!

でもそうは思わない!

なぜなら自分はいつも正しいと考えるからだ!

自分が正しいと常に相手は間違ってないといけない!

高校に入学した

真新しい学ランを着た息子

ある日

息子がめがねを無くして帰ってきた。
『めがねが壊れても修理代は出してあげるけど

もし無くした時はそれは自分の責任だから

自分で買いなさいね!』
購入した時に息子に一方的に伝えた

この言葉を私は思いだした!

すかさず

息子に自己責任を負うように言った!

そしたら息子は

『普通 親やったら子供のめがね無くしたら買ってやるやろう!』と言う!

『はぁ~~!! 普通 めがねとか無くす方がおかしいやろ?』

このやり取りは数十分続いた!

結局 『普通』 のやり取りを何度も

交わしただけで結論はでなかった!

だって私は息子が間違ってると思ってる!

息子は私が間違ってると思ってる!

これでは結論はおろか 日常の家族関係までギクシャクしてきた。

すると息子からひとこと

『お母さん 次もしかして無くしたらあんた自分で買いなさいよ!

って一方的に決めたよね!』

ドキ!っとした!

その時息子とちゃんと共有してなかったことに

ハッとさせられた。

確かにその通り!

私にとって都合のいいように

好き勝手に作ったルール

返す言葉がなかった。

息子からさらに一言

『今度無くしたらボクが自分で買うから
今回はごめんなさい。買ってください』

息子は1つ1つちゃんと分けて伝えてくれる

あれもこれもぐちゃぐちゃにして考えて
どうにか私は悪くないとしたい私とは 大違いだ!
こんなふうに 和解する時は

いつも息子の一言から始まる

困ったお母さんだ!

相変わらず

私は自己正当化で突っ走る!

誰よりノリノリで真顔で平気で

さも自分は正しいと思っている

箱から脱出するには

step①箱に入っていることに気がつく!

だったよなぁ~~…….

はぁ~~まず

私がこれに気づいてないもんなぁー。

『普通』 という言葉は

言い逃れするのに

とても都合がいい言葉でも

あるということ

改めて気づかせられた。

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■ 編集後記
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どんなことも

一緒に決めて一緒に納得してたら

二人の中の決めごととして

普通も通用するって事だなぁ~

私はめがねを無くしたら自己責任だと言いながら

私が次に買ってあげなくていいように!

するための勝手な決め事であって

相手の成長の為に

責任感を持てるようにと

いうことではなかった!

『普通』という言葉をつかって

普段からどれほど人を攻めているか

わからないなぁ~~

こりゃこりゃまだまだ

私の成長には

時間がかかりますばい!

来週は野球大好きな

斎藤ちゃんからのメルマガですよぉ~

お楽しみに~♪