The Arbinger Institute

We Change Mindset

□アービンジャー「箱」NEWS【 Vol.288 】2014/12/12

すっかり 師走
風も冷たくなってきて 年末感が出てきましたね

昨年は大雪で 神奈川もまさかの雪かき
塩尻の友人の施設で初の雪かきも体験しました

今年はどうなるんでしょうねぇ

寒い時期は鍋がいいなぁ

あったまるし あの鍋を囲む感じがいい

先日の話です

外での仕事が多かった今年

久しぶりに家族で夜のお茶

3女の一言

「あ~なんか こういうの久しぶり」

ドキッとしました

では 円城寺がお届けします

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■  誰の為 何の為  :  円城寺興志(えんじょうじこうじ)
─────────────────────────────────
長女がエントリーシートを書いている

彼女は今 受験に向けてがんばっているのだ

先日夢だった オーディションの最終面接までいきながら
残念ながら 落選 夢破れた

これまでの長女は本当にがんばっていた

学校が終わると 毎日神奈川から千葉まで通い 帰りは最終電車
帰ってからも またトレーニング 深夜2時、3時まで続く

それでも足りないと さらに汗を流す

その努力を見てきた私は 彼女の落胆を予想していた

出張から帰って どう対応しようか

正直 ドキドキしていた

「ただいま 残念だったなぁ しかし よくやったよ」

「うん そうだね でね」

私の言葉を遮るように 彼女は話し始めた

「将来トレーナーになろうと思っているから
身体の事をもっと 知りたい
だから そういう大学にいきたいんだけど

もう調べてあるの?

この大学が・・・・

この大学が・・・・

でね ここにいきたいと思ってる」

すごい! すでに次に向かって彼女は進んでいる

参ったなぁ 最終面談から今まで

自分の将来をずっと 考えていたようだ

彼女の中では もう結果は過去の事となっている

「それはすばらしい事だね
今度は その目標に向かってやってみろ
結果が楽しみだね」

職場編シーラの上司の医師の言葉をそのまま引用した(笑)

それからエントリーシートと格闘する彼女

誇らしいなぁ 俺もがんばらなきゃなぁ

しばらくすると

「パパ 出来た ちょっと聞いてみて」

「おおすごいね よく出来てるよ」

本当によく出来ている

しかし ちょっと気になる事がある

「少し アドバイスしてもいいかな?」

「うん お願い」

ここはもっと感情を入れた方がいいね
なぜ なりたいのか?
どんな感情だったのか?

感情を込めるともっとよくなると思うよ

プレゼンって相手の心を動かし
応援したいって思わせないとね

「・・・・うん ・・・・明日 先生に聞いてみる」

うん? どうした? 先生なんかより

俺はいろんな経験をしてきているぞ

大体 お前の為を思っ言ってるんだぞ!

何だ その態度は?????

「そっか わかった そうすれば」

それから 知らん振りして イライラしながら

お茶を飲んでいた

う~ん 俺はいったい 何がしたいんだ?

・・・・彼女の為にといいながら

・・・・さっきまで あんなに感動してたのに

う~ん 段々 恥かしくなってきたぞ

為にの後に 「のに」が付く

長女の為にと言ったのに

受け入れられないと

急に頭にくる

やばい なんだか 気まずい

寝ちゃおうかなぁ

しかし このまま寝るのもなんだか 不自然

かえって 怒ってるみたいじゃん

居心地が悪いまま その場を動けない

俺は出番が欲しかったのか?

俺の権威を示したかったのか?

俺を認めて欲しかったのか?

そもそも 何の為 誰の為だ!

ああ~全く 何やってんだ 俺
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 編集後記
─────────────────────────────────────

「パパ 出来た 直してみた 聞いてくれる?」

アドバイス通り 感情を入れて書き直していた

反抗しながらも しっかり受け取っている

「おお すごくいいね よくなったよ」

心の中で 謝っていた

・・・・ごめん

そもそも 今 彼女は本当は不安でしょうがないだろう

夢が叶わず 急遽の受験

きっと心の中では 焦りと不安で一杯だろう

踏ん張ってがんばっているんだ

そんな状況で 一所懸命にやっている彼女を見て

段々泣きそうになって来た

「すごいね がんばってるね きっとうまくいくよ

じゃ 寝るね おやすみ」

その場に居れなくなって 寝室へ向かった

よし 本気で応援しよう

俺もがんばるよ