The Arbinger Institute

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□アービンジャー「箱」NEWS【Vol. 149 】2012/03/02

みなさん、こんにちはアービンジャー・ジャパンの佐藤真一です。

3月ですね!

2月は巷ではインフルエンザが猛威をふるっていましたが、
幸い感染もせず、個人的に仕事・出張が集中し忙しい日々でした。

特に2日間の箱セミナーを先月だけで企業内外合わせて4回開催し、
またたくさんの出会いもいただきとても充実していました。

みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

また3月と言えば、早いもので私たちにとって大きな出来事となった
東日本大震災からもうすぐ1年が経とうとしています。

実は1年前に思いを馳せながらこのメルマガ原稿を書いている場所が
出張先の神戸のホテルであったりしています。

今、ホテルの窓から見える景色はそんなことを少しも感じさせません。
何かとても感慨深いものがあります。

さて今日は、「箱」の真ちゃんこと佐藤真一が担当します。

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■ 「なら、応援するよ。」 :  佐藤 真一
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「箱」を応援してくれている友人がひと月前に
それまで勤めていた会社を退職しました。

決して会社が嫌いなわけではなく、
ただ少し自分の思いとのズレが生じてきて…
思いきって独立して自らの責任でやってみようと
決断したのだそうです。

彼がそれまでお世話になって尊敬していた上司に話をした時に

「そんな辞め方はよくない。
周りの人たちが君のことを認めないだろう。
会社が君に投資をした分をちゃんと回収して
みんなに還元してから辞めろ!」

と言われたそうです。

彼もそれはもっともだと思った反面、私にこうも言いました。

「周りにどう思われようが関係ない。
それによって私の思いがブレることはない。ただ…。」

「ただ?」

「ただ、その上司には最後に、
その上司本人の思いを聴かせてもらいたかった。
周りの人がどうのこうのではなく、その人本人の…。」

「そうだったんだね…。」

「お前とまだ一緒に働きたいからと言われれば、
もう少し頑張って恩返しをしたかもしれないのに…。」

彼の話を聴いていて私も自分が会社を辞めた時のことを
思い出していました。

私は上司とは少し前からきちんと話が出来ていたのですが、
あるお世話になっている大先輩にはなかなか言い出せなかったのです。

なぜなら会社で顔を合わせるたびに、

「職場も違うし、立場も違うけど志は同じだ。
オレたちで今よりもいい会社にしていこうな!」

といつもいつも笑顔でガッチリと握手をしてくれていたからです。

私の中には、

「期待してくれている先輩に申し訳ない。
何か自分だけ逃げるような気がして…。
でももう自分の中では決めたことだし…。」

そんな葛藤があり言い出せないでいる中、他の先輩から

「さとう、そんなの心配ないよ。
きっとあの人ならお前のことを応援するって言ってくれるよ。
オレはそう思うな。」

と言われ、意を決して相談というか報告をしに行ったのです。
正直、ドキドキでした。

「あの…実は…、
半年後に会社を辞めて独立しようと思っています。
先輩には期待していただいているのに、
本当に申し訳ないと思っていますが…。」

「さとう、お前、十分考えたんだろ?」

「はい。会社が嫌いとか職場がいやというわけではなく、
外に出て自分でやってみようと思っているんです。」

「もう自分の中で覚悟決めたんだろ?」

「えぇ、そうです。」

「…。」

「そんなに甘くはないとは思っていますが、
自分の責任でやっていこうと思っています。」

「なら、応援するよ。」

「えっ。」

「だって、仲間のお前が一生懸命考えて決めたんだろ?
それなら応援しないわけにいかないだろ、仲間なんだから。」

「は、はい。ありがとうございます。」

「組織の中にいるよりもたいへんだとは思うけど、がんばれよ!」

「はい。」

そしてまたガッチリと握手をしてくれたのです。

私はうれしくて涙がこぼれてきました。
その時の握手の感覚は今でも覚えています。

今でもいろいろうまくいかないとき、
何か壁にぶち当たった時にはその先輩のことを思い出します。

「あの人だったらなんて言うんだろ…。」

って。

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■ 編集後記
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先日、鹿児島に出張した時にfacebookだけでつながっていた方と
初対面をしてきました。

いやぁ、スゴイ時代になってきました。

だって、いきなり会っちゃうんですから。

でもね、なんか初めて会った気がしなくて。
一緒にランチしながら2時間以上も話しこんじゃいました。
本当に楽しい時間でした。

そしてガッチリ握手して、再会を約束して別れました。

もちろん十分に用心しなくちゃいけないこともありますが、
会うべき人には会えるんだなぁ…と思った次第です。

これからもどんな出会いがあるのか、楽しみです。