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□アービンジャー「箱」NEWS【Vol. 239】2013/12/06

みなさん、こんにちはアービンジャー・ジャパン、
「箱」の真ちゃんこと佐藤真一です。

あっというまに12月、今年も残すところわずか。
忘年会シーズン、真っ只中ですね。

よく言われることですが、あと1ヶ月足らずとするのか、
まだ3週間以上もあるとするのか。

年賀状の準備、進んでいますか?

大掃除の計画は立っていますか?

かくいう私はまったく進んでいません。(笑)

さて今日は、「箱」の真ちゃんこと佐藤真一が担当します。

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■ ある朝の風景 :  佐藤 真一
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先日の出張の朝、いつも使っているバス停とは違って
空港に向かうバスを待っていた時のことです。

その日は少し冷え込んでいました。

私の少し後ろに二組のお子さんとお母さん。

おそらくお子さんが発達障がいを持たれていて、
施設の通園バスを待っていたのだと思います。

ひとりのお子さんは辺りをぐるぐると歩き回り、
それを優しいまなざしでお母さんがじっと見守っています。

もうひとりのお子さんはお母さんと手をつないで
おとなしくバスを待っている様子。

でも、どちらの親子にもゆったりとした時間が流れている印象でした。

そんな親子を眺めていると……

その横をおそらく脳梗塞か何かで倒れられて、
半身に麻痺が残ったと思われる初老の男性が
杖を突きながらゆっくりゆっくりと通り過ぎていきました。

狭いものではなく芝生の中にアスファルトで余裕をもって作られ、
ゆるーくカーブをしている歩道を
一歩一歩確かめるように、歩いていきます。

リハビリを兼ねて、この安全な歩道を散歩することが、
毎日の日課なのかもしれません。

私はその男性の後姿をずっと目で追っていました。

左右に身体が揺れながら、ゆっくりゆっくりと
でも確実に遠ざかっていく男性の後姿。

とその時、並行した車道を全速力で走り抜けていく乗用車。

あっという間にその男性を追い抜き、
信号が変わらぬうちに交差点を過ぎ去ろうとでもするかのよう。

ちょうど通勤時間帯でもあるし、職場への道を急いでいたのでしょう。

とても対照的な絵でした。

その時ふと思ったのです。

あの全速力で走り抜けていった車の運転手さんと
ゆっくりゆっくりと歩を進めている初老の男性、

今この瞬間をどちらが豊かに生きているのだろうと。

障がいを持った我が子と寒い朝にバス停でバスを待っている母親と
あの全速力で走り抜けていった車の運転手さんとでは
今この瞬間、どちらが幸せな気分でいるのだろうか。

そんなことを考えたある朝の風景でした。

あなたはどんなことを感じられましたか?

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■ 編集後記
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2013年、巳年。

私の年男もあとわずか。

次の年男が回ってくるのは……えっ、還暦。(汗)

さあ、ここからの12年、どんな一回りになるんでしょう!?

子どものころ、自分が48歳になるなんて想像つかなかったし、
還暦なんておじいさんやおばあさんだって思ってたけど、
少しずつ、そして確実に近づいているという現実。

一日一日を大切に楽しんで生きていこうと思っとります。