The Arbinger Institute

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□アービンジャー「箱」NEWS【Vol. 305 】 2015/04/10

みなさん、こんにちは。
アービンジャー、見習いファシリテーターの石橋です。

先日、うちの会社でも新卒社員を迎えて入社式が行われました。
社章と名刺を授与した後は、
先輩社員によるハンドベルの演奏と、社歌の合唱。(笑)
社員みんなで企画した手作りの式に、なかなか感動させてもらいました。(^v^)

なぜ、入社式で歌って踊って演奏するのかはよくわかりませんでしたが。。。

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■   バイトですから              :  石橋 晃
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先日、年1回の社内での研修会が行われました。
社員も非常勤スタッフも含めて全員が参加する、年1回の大事な研修会。
かなり前から日程も告知して、全員必ず参加をしてもらうようお願いをしていました。

約70名いる非常勤スタッフは、そのほとんどが大学生。
うちでのアルバイト以外に、サークルや部活や勉強や他のバイトやらで、みなさん色々と忙しいわけです。

それでも、年1回の参加必須の研修会ということで、
毎年、どうしてもの事情がある子以外は、予定を調整して参加をしてくれます。
ありがたいことです。(^v^)

研修会の数日前。

入社4年目のSさんが、深刻そうな?機嫌悪そうな?顔で僕に話しかけてきました。

「すみません。M君っていう子が今週の研修会、欠席になりました。大学の部活の練習だと言われたので、『年1回の大事な研修会で、参加必須でみんなにお願いしています。この日だけどうしても練習休めませんか』とお願いしたんですが、『だってバイトですから…(部活のほうが大事)』と言われてしまいました。。。」

と、申し訳なさそうに、でも、ちょっとだけSさんも腹を立てている感じで報告してくれました。

それを聞いた瞬間、Sさんのイライラの100倍ぐらいのイライラが僕の全身を包むのを感じました。

プッちん。

「は?『だってバイトですから…』だって?そんなこと言ったの?すげぇな、それ」

と、僕はSさんの小さなイライラを吹き飛ばす勢いで機関銃のようにまくしたて、最終的に、

「よしっ!OK!そんな気持ちでやってるんだったらやめてもらおう!しょせんバイトだし。いいよね?」

と、困ったような表情を浮かべるSさんに吐き捨てるように伝えて、その場を後にしました。

そして、研修会当日。

出席者名簿の中に、欠席のはずのM君の名前が。

「実は、あの後、友だちのK君がM君に話をしてくれたみたいで、参加してくれることになったんです!昨日の夜、M君から電話をもらったんですが、申し訳なさそうにやっぱり参加させてくださいって言ってくれて。本当に嬉しかったです!M君にもK君にも感謝です。」

と、Sさんがとても嬉しそうに報告してくれました。

それを聞いて、彼女の様子を見て安心し、こっちも嬉しくなったのと同時に、
なんとも言えないモヤモヤした感情が僕の全身を包むのを感じました。

M君に最初は裏切られて、でも信じて、結果M君から応えてもらえたSさん。
M君のために、Sさんために、親身にM君に話をしてくれた友だちのK君。
その2人の気持ちに応えて、部活の練習を休んで研修会に来てくれたM君。
そして、
勝手に箱に入って、勝手に切れて、「そんなやつはクビじゃー!」って騒いだ40過ぎのおっさん。。。

この素敵な結末の輪の中に1人だけ入れない自分。
箱は人を孤独にします。

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■ 編集後記
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年に1回の研修会は無事、終わりました。

皆の気持ちに応えて参加することに決めてくれたM君は、
当日、寝坊で大遅刻をして現れました。。。(T_T)/

一瞬、また箱に入りそうになりましたが、
笑顔で「来てくれて、ありがとうね」と声をかけました。