The Arbinger Institute

We Change Mindset

□アービンジャー「箱」NEWS【Vol. 320 】2015/07/24

みなさま、こんにちは

関東では、梅雨明け宣言があり暑い日が続いているようですね。
一か月予報によると、今年は平年より暑い夏になりそうだとか…。
私の住む北海道では、気温も湿度も低く、夏はとても過ごしやすいはずなのですが、
今年は、雨が多く湿度も高め。カラっと晴れた青空が恋しい今日この頃。
暑い地域のみなさまは、熱中症には十分にお気をつけて、楽しい夏を過ごしてくださいね♪

今週は、ファシリテーター見習い中の野中雪江がお送り致します。
どうぞ、よろしくお願い致します。

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■ 穴があったら入りたい!!            :  野中 雪江
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出張先のホテルで迎えた朝

テレビの横に置いてある『ご案内』が何気に目に入った
“クリーニングサービスは、木曜日と日曜日はお休みとさせて頂いております”
「そうだよな。ここは木曜日も休みなんだよな」と思いながら、
今日が水曜日であることに気づく

という事は…
急に焦りが襲ってくる

明日で良いと思っていたシャツのクリーニング
今日の午前10時までに出さなければ、翌日着るシャツが無い!!

時刻は9時30分
慌ててクリーニングの伝票を記入し、部屋着でスッピンのままフロントへ向かった

エレベーターのドアが開き一歩先を見ると、
満面の笑みで「おはようございます!」と、さわやかに迎えてくれる
フロントスタッフ総勢5名

あまりのさわやかさに一瞬目がくらみそうなまぶしさを感じると共に、
何ともいえない恥ずかしさが襲ってきた

部屋着でスッピンの私…完全に場違いだ
あまりにもかけ離れた私の姿とスタッフのさわやかなお出迎え
“穴があったら入りたい”とは、正に、こんな気分のことを言うのだろう

そのまま引き返すわけにもいかず、仕方なくフロントへ進むと
ふつふつと怒りが込み上げてくる

「いらっしゃいませ。クリーニングですね」と優しい笑顔で感じの良いスタッフの対応に
無言でクリーニング袋を差し出す。
目を合わせることもせず、確認事項に返事をすることもせず、
ガン無視を決め込み、担当してくれたスタッフを心の中で非難し続けていた

「木曜日にクリーニングを休むなんてありえねーだろ!あんたたちの勝手な都合で、なんで、私がこんな思いをしなきゃいけないのっっ!サイテーだ!!!」

イライラが治まらず“超感じ悪い客”以外の何ものでもない私

対応の最後の「ご迷惑をお掛けして申し訳ございません」というスタッフの言葉が心に響いた

「?!」

私は何にこんなにイライラしている?

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■ 編集後記
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「あぁ…なんであんな嫌な態度をとってしまったんだろう…」
スタッフの一言で冷静さを取り戻したときには、後悔しかありませんでした

きっと、夜の時間帯であれば、私の心の動きは違ったのでしょう
夜であれば部屋着でスッピンでも恥ずかしくないけど、
朝に似つかわしくないから恥ずかしい
周りには、チェックアウトをするために身なりを整えた人達ばかり
その人達と自分の姿を比較して、爆発した体裁の箱
そして、自動的に自分を正当化し始める
クリーニングが木曜日休みだという事は知っていたし、うっかりしていたのは自分なのに

箱に入るとイライラに支配され、相手に対して嫌な態度を取り続けてしまう
あたかもそれが正しいことであり、嫌な態度をとっても、
それはあなたのせいであると訴えるかのように…
器を大きくするための修業はまだまだ続く。