The Arbinger Institute

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□アービンジャー「箱」NEWS【Vol. 330 】2015/10/09

みなさん、こんにちはアービンジャー・ジャパン、
「箱」の真ちゃんこと佐藤真一です。

朝晩はめっきり涼しい日々が続き、秋らしくなってきました。

このメルマガの原稿を書いている今日も秋の青空が広がっています。

そろそろ北のほうから紅葉の便りが聞こえてくるでしょう。

ちなみに私が住む千葉県は来月の下旬頃ですね。

さて今日は、「箱」の真ちゃんこと佐藤真一が担当します。

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■ ぼくがとってきてあげるよ! : 佐藤 真一
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以前、ある企業研修を開催した会場は、ホテルのような宿泊施設。

温泉も出ていて、眺めのいい大浴場もありました。

朝食を済ませ、部屋を出て、少し早めに会場へ向かおうとしていたとき、
エレベーターホールに近い部屋の前で、小学校に上がるか上がらないかぐらいの
ひとりの男の子とお父さんに出会いました。

どうやらなにか困っているようです。

もしかしてオートロックで締め出しをくらったかと思い、声を掛けてみました。

「どうされました?」

「あっ、いや、今、大浴場で朝風呂入ってきたんですが、
鍵は妻が持っていまして部屋に入れなくて……」

「あっ、そうでしたか、それはそれは」

「ありがとうございます、もう少し待っていれば戻ってきますんで」

とお父さんがいったあと、その男の子が、

「ぼくがとってくる!」

「おまえ、だってお母さんは女湯だぞ!」

「ぼく、おんなゆ、だいじょうぶ!」

「いや、でも……」

「ぼく、とってくる!」

私は、エレベーターに乗り込み、
「開」のボタンを押しながらそのやり取りを聞いていました。

すぐにその男の子が乗ってきて、私に

「3かい、おねがいします」

「はい、3階ね。
鍵、取りに行くんだね、えらいなぁ」

「うん、ぼくとりにいけるから」

「おじさんがついて行ってあげようか?」

「だいじょうぶ!
それにおじさん、おんなゆ、だめでしょ?」

「ははは、そうだよね」

そしてエレベーター降りるときにも

「ありがとうございました」

と、小さい頭をしっかりとペコリとして、大浴場のほうに走っていきました。

その男の子、ちっちゃいけれどしっかりと“ヒーロー”の顔でしたね。

なにげない光景だったんですが、
温泉には入っていないのにちょっとあったかい気持ちになりました。

と同時に、汚れている大人の私の心を洗い流したい衝動にかられました。

人って何歳頃から正義感が芽生え、
誰かのために何かをしてあげたいと思い始めるんでしょうか。

そして何歳頃からその思いに背き、打算的になり、
その気持ちに裏切り始めるのでしょうか。

ああ、私も6歳ぐらいの少年の素直な気持ちに戻って、
女湯のお母さんのところへ鍵を取りに行ってあげたい!

あっ、まだまだしっかりと汚れているようです。(笑)
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■ 編集後記
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私の住む千葉といえば……「落花生」、そうピーナッツの産地です。
特に八街産(←読めませんよね、「やちまた」と読みます)が有名です。

そして今がちょうど新豆の収穫時期。
そして産地ならではの楽しみ、時々近くのスーパーに生の落花生が並びます。
それを買ってきて作るのが

「茹で落花生」

普段食べているかたいのは炒ったもの、茹で落花生はやわらかいんです。

お好みの塩加減で茹でるだけですが、これが結構いけて、あとを引きます。
この時期はビールに枝豆ならぬ、ビールに茹で落花生!

生の落花生は傷みやすいので、なかなか出回らないんです。

最近では茹で落花生用の品種「おおまさり」というのも出回っています。

ただ最近は作付面積も減っているようで、県外では貴重になっているようです。

ぜひ、みなさん、千葉の秋の味覚を味わいにきてくださいね!