The Arbinger Institute

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□アービンジャー「箱」NEWS【Vol. 351 】2016/3/10

こんにちは。橋口です。

だんだんとすごしやすい気候になってきましたね。

温かいのが好きな僕にとっては

春が一番好きな季節です。

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■  選挙  :  橋口 遼
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先日、元職場の取締役選挙に関わる機会があった。

そこの仕組みは取締役になりたい人が
事前受付の段階で立候補して、規定の日に演説を
行い、全スタッフ(パートさん含む)が投票する、
というもの。

演説の日に投票して、即日開票。

2年周期でおこなわれるこの選挙は今回で2回め。

ぼくは外部的な役割なので、
選挙管理委員会という立場で関わった。

立候補した総勢10名が4枠の取締役を奪い合う。
ちなみに有効票数は全スタッフで90票弱。

演説の制限時間などはない。
ただただ自分の想いをみんなの前で話すだけ。

立候補する人にも制限はない。

古株だろうが、パートさんだろうが、入って
1ヶ月の新人でも立候補の権利がある。

演説がはじまった。
順番はあみだクジで決定済み。

ただ熱く自分の想いを伝える人。
将来のビジョンを語る人。
涙ながらに今後の会社の行く末を危惧する人。
笑いを交えながら面白おかしく話す人。

様々な演説になった。

その中で気づいたことがあった。

心に響く演説と違和感を感じる演説だ。

心に響くと言っても、大小はある。
違和感を感じると言っても、ほんの些細なこと。

2年この職場を離れているので、
現在の状況を詳しくは知らないし、もちろん
立候補しているメンバーは古株もいるので
ほとんど顔見知りだし、仲もいい。

ぼくの箱の外の人ばかりだ。

だが、違和感を感じる演説があった。

全員の演説が終わり、投票スタート。
事前投票のものも含めて、集計がスタートした。

前回の枠が7枠に対して、4枠に減っているので
ただでさえ落選者がでる。

どのような状態になるのか、わからない。
演説を聞くだけの僕でさえ緊張するのに、立候補者はたまらないだろう。

一斉に開票結果を発表。

大本命だった2人が落ちた。

その人たちは、ぼくが演説に違和感を覚えた人だった。

違和感の原因はなんだろう?
今でも、まだわからない。

ただ共通していることはどちらも
現体制やメンバーに対しての不満をそのまま意見していたこと。
そして、なにより現実に則した話をしていなかったことだと思う。

つまり、
「何を言うか、より誰が言うか」

この“誰”にこの2人が信任されていなかったこと。

非難の気持ちはどんな人にも伝わる。

箱の中からのメッセージはどんな状態でも
箱の中なのだろう。

いくら演説で上手に喋れても、
おそらく日頃の行いでしか、見られていない。

あらためて、選挙の仕組みの面白さと残酷さを感じました。

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■ 編集後記
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選挙から2週間弱がたって、このメルマガを書いている時に
気づいた。

果たして、違和感を覚える演説をした人が
“箱”に入っているのか?

それとも、違和感を感じた僕が
その二人に箱に入っているのか?

正直まだ答えはわからないけれど、
後者の方の気持ちを持てる人でいたいと
あらためて思いました。

当事者だろうが、外部だろうが
立場関係なく悔い改める選択をしたいです。

次回は、川原圭太さんです。