The Arbinger Institute

We Change Mindset

□アービンジャー「箱」NEWS【Vol. 365 】2016/6/17

みなさま、こんにちは。

今週はファシリテーター見習い中の辻良太郎がお送り致します。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 会議は地獄!? : 辻良太郎
─────────────────────────────────

今日は営業部会議。
新規客開拓がテーマだ。

営業部のミーティングは毎回頭が痛い・・・

部長は業績の伸び悩みを、いつも鬼の形相で攻めてくる。
そんな部長に対し、後輩達は全然意見を言わない。
それどころかろくに返事もせず、ずっと下を向いたまま。
毎回毎回、恐ろしいほどの緊張感だ

会議の日の前は本当に胃が痛くなる

「新規の営業、誰か何かアイディアはないか?」
会議が始まり、進行役の部長はいつもにまして厳しい表情。

今回の会議では、僕は事前に新規開拓のアイディアをまとめていた。
色々と情報終始し、資料も作った。
これできっとみんな喜んでくれるだろうという自信もあった。

「誰も何も意見は無いのか?お前らやる気あるのか??」
業を濁した部長の表情に、ビビりまくりながら僕は手を挙げた。

そんな僕に部長は、一度顎を突き出し・・
僕は恐る恐るアイディアを発表した。

部長は僕のアイディアを気に入ってくれたのか
アイディアは採用された。
そして、地獄のような会議は終わった・・

疲れた~!!!!!
本当にうちの会社の会議は最悪だ。
こんな会議が今後も続くかと思うと本当にうんざりする。
皆が意見を言いやすいように、少しは部長も笑顔くらい見せたらいいのに。
あんな鬼みたいな顔して意見求められても、怖くて誰も何も言えないよ!!

そんなことを思いながら、僕は喫煙室で煙草をふかしていた

「おつかれさまです」
そこに、後輩のA君がやってきた。

A君は営業部の中でも特に成績が悪く
会議では毎回部長の「標的」にされていた
気の毒な奴だ・・

そんなA君も今回の僕の新しいアイディアを実践してくれれば
きっと成果を出せるはず!

A君、一緒に頑張ろう!と心の中で思いながら、
僕は「会議お疲れさま?僕のアイディアどうだった??」と話しかけた。

「はぁ、まぁ・・」
A君の気のない返事

「まぁって!?いやいや、何かないの?僕のアイディア良くない??」

「はぁ、良いと思います・・・」
作り笑いで答えるA君

せっかく皆に喜んでもらおうと事前に色々と準備して会議に臨んだのに、
A君のこの態度は何なんだ!
人一倍業績が悪いくせいに!ろくにアイディアもないくせに!
そんなA君にも頑張ってほしくて、僕は頑張ったのに!

それなのに、なんなんだこのA君の気にない返事は!!
「ありがとうございます」の一言くらい言えないのか!?

段々と腹が立ってきた僕は、火を付けたばかりの煙草を消して
ぶっきらぼうに「おつかれ」とだけ言って仕事に戻った

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 編集後記
─────────────────────────────────────
その日の夜、家に帰っても
A君の態度に、まだ納得がいかない。
なんだかイライラする。

あれ?僕は何にイライラしているんだろう?
僕はA君を人として見ているのだろうか??

A君の何に腹を立てているのだろうか?

A君のために!と言いながら
本当は自分がすごい先輩だと思われる「便利な道具」として
A君を見てしまっていた。

ごめんね。A君。

僕のこの修業はまだまだ続く!