The Arbinger Institute

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□アービンジャー「箱」NEWS【Vol. 374 】 2016/9/2

みなさん、こんにちは。
アービンジャー、見習いファシリテーターの石橋です。

暑い!だるい!
忙しい!時間ない!
メルマガの締め切り?!しまったー!!

というわけで、
締め切り前日に、ここ最近の箱を思い出しながら書いています。
慌ただしく流れていく時間の中で、ちょっと立ち止まって自分の心と向き合うこの時間。
文句を言いつつ、結構好きかもしれません。

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■  : 石橋 晃
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9月に新しい校舎を開校します。
今回は、3000坪の土地に新しく作られる商業施設の中にテナントとして入ることになりました。

初めての試みで、多少はいつもと勝手が違ったりするかなと思っていましたが、
いざ、内装工事や手続きなど、開業へ向けての準備が始まってみると、
ウチの250倍ほどの年商で、何かを決定するにも何人もの役員の稟議を通さないと先に進んでいかないような大企業ということもあり、
次から次へと問題や制約が出てきて、次第にストレスが溜まっていくのを感じていました。

そして、そろそろ開校チラシを作って折り込みをする時期になり、いつもの数倍の時間をかけて、頭をフル回転させて、チラシを作りこんでいきました。
いつもなら、そのまま印刷業者に出して、折り込み日を待てばいいのですが、
今回は、商業施設側に事前にチラシの内容を見せてOKをもらわないといけなく、
その分、早目に完成させる必要がありました。

完成したチラシは、文句を言われても直しようがない、我ながら天才かと思う完璧な内容・デザインでしたので、これでゴチャゴチャ修正の指示をされたらキレるかもしれん、と思いながら、チラシデータを担当のKさんに送りました。

翌日、Kさんから、
「チラシのデータ、ありがとうございました。内容についてなんですが、、、上長から指摘がありまして、、、」

やっぱり。まあ、多少は仕方ないよな、、、

「ここの表現なんですが、これはこういう理由でマズイので変えてもらいたいんですが、、、」

いやいや、これは結構、集客の上で大事な表現だし、今までもウチはこの手法を使って新規校舎の募集をしてきたし、これを変えるとなると根本的に戦略を変えないといけなくなるから、かなり痛いんですけど、、、

「すみません、、、そこをなんとか、、、申し訳ないです」

わかりました、わかりました。こんなやり取りしなくても全然問題なかったですね、と言えるぐらい、商業施設自体の集客力が爆発してくれればいいですから。(嫌味)いいですよ、忙しくて死にそうで時間ないですが、なんとか修正して間に合わせます。

「ありがとうございます。お願いします」

修正箇所はそれだけで大丈夫ですね?他にはないですね?予定している折り込み日に間に合うように作り直します。死ぬほど時間がないですが。

「はい、お願いします」

で、さっそく修正をして、その日のうちにすぐに送り返して(結局、時間はあった)、先方からOKの返事を待っていました。
ところが、速攻で対応したにも関わらず、いっこうに返事が来ない、チラシデータの入稿日当日になっても返事がない、、、しびれを切らせてこちらから連絡をすると、

「修正データ、ありがとうございました。本当に申し訳ないのですが、上長から、この説明会の日程の部分が、折り込み日のタイミングを考えるとマズイので直してほしいと指摘がありまして、、、」

は?
えっ?
いや、何言ってんの?まさか、この説明会の情報の枠をごっそり取れってこと?
説明会の日程告知をチラシでできない?
この部分を全て直すって、入稿締め切りは今日の午前中までなんですけど。もう2時間もないんですけど。もう印刷するばかりでスタンバイして待ってもらってるんですけど。

今日、印刷できなかったら、初回折り込み日に間に合わないんですけど。

「本当に、申し訳ないです、、、」

いや、無理。何をどう考えても、今更無理。
というか、そんなの、なんで前回の修正のタイミングで言わないんです?
今日の午前が入稿締め切りって伝えてましたよね?
予定した折り込み日にチラシを折り込めなかったら、全ての計画が狂ってくるし、
印刷業者にも迷惑かかるし、いや、どう考えても無理でしょ。てか、これはあまりにもヒドイ。ヒド過ぎる。

と、機関銃のように捲し立てて、無理!を連発していたら、

「本当に申し訳ないです、、、そこをなんとかお願いします。私もサラリーマンですので上から言われてしまうとどうしようもないんです、、、」

結局、その日の入稿は断念して、そのチラシの折り込み日は変更し、代わりに別バージョンのチラシを作って、当初の予定より予算もオーバーして対応をすることになりました。

電話のやり取りの中では、紙面ではお伝えしきれないぐらいかなりヒートアップしてしまいましたが、しばらくして落ち着いて考えたら、
今回の件は、電話の相手のKさんが悪いわけではなく、
Kさんはルールの中で、自分の仕事を誠実に全うしようとしているだけであって、
普段から、こっちの都合も聞いてくれるKさんにあんな風に言ってしまって申し訳なかったなと、次第に反省の気持ちが沸いてきました。

それは、普段のKさんの人柄もありましたが、それぞれが、それぞれの立場で最善を尽くそうとしているだけなんだと気づけたからでした。

みんな自分の都合を持って、時には自分の都合を人に押し付けたり、
相手の都合を聞いたりしながら、お互いに得たい成果を得られるように頑張っている。

イライラと怒りの箱から出られたのは、普段のKさんがとてもいい人で大好きだったから。
そんな人を責めるような言い方をしてしまって、、、やっぱり相変わらず修行が足りないなと思い知らされました。

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■ 編集後記
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後日、Kさんには電話で謝りました。

オープンまであと2週間。
無事に生徒も集まって、ウチだけじゃなく他のテナントさんにもいっぱいお客さんが来て、
Kさんと笑いあえたら嬉しいなと思います。(*^▽^*)