The Arbinger Institute

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□アービンジャー「箱」NEWS【Vol. 389 】 2016/12/16

もう、今年も残すところ数週間となりましたね。
北海道では、記録的な大雪となり、あっという間に一面銀世界となりました。
ホワイトクリスマスムード満点です!
この時期の札幌は、ホワイトイルミネーションがとても美しく、
大通り公園では、姉妹都市であるドイツミュンヘン市をテーマにした
『ミュンヘンクリスマス市』というクリスマスマーケットが開催されています。
おすすめはローストアーモンドとホットワイン。

ぜひ、真っ白な雪の世界を体験しに遊びにきてください♪
本物の冬を堪能できること間違いなしです!

と、いうことで、今週は北の大地から野中雪江がお送り致します。

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■ もう、やってますけど何か? : 野中 雪江
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町内会の班長当番が回ってきた。

班長の主な仕事は、約20件の班宅に、広報誌や回覧板を届けることと、町内会費を集めて区長へ納めること。

仕事の内容が詳細に書かれたノートや集金袋が入った『班長セット』が前班長より手渡されて、引き継ぎ完了。
ここからは半年間、責任を持って班長の仕事をしなければならない。

班長になって、一か月後には町内会費の集金がある。
『当月25日~月末日までに、町内会費を集金し、翌月10日までに区長へ納めること』と、
ルールが定められている。
班長ノートを見て、25日から集金ね!と確認した。

つもりだった…。

数週間後、何気なく見た戻ってきた回覧板の隅に、『町内会費の集金にお伺いいたします。』と書いてあるのが目に留まった。

「えっ?えええええええ~!すっかり忘れてたぁ~」

気づいたその日は30日。危ない危ない。
でも、大丈夫!まだ過ぎてない!

すぐに集金の準備をして、一軒一軒訪ねる。
20件以上もあれば、留守のお宅もある。
半分ぐらいは集金できたけれど、1度では終わらない。
時間を変えて夜に尋ねよう。

残りの約10件を訪ね、残すところその半分くらいになった。
今日はもう無理。明日以降にしよう。
とりあえず、区長に収める10日までは、まだ時間がある。

そうして、数日。
何度訪ねても留守のお宅が、残り2件。すでに5回以上訪問している。
10日までは、まだ5日ある。
仕事から帰宅し、今日も集金に出かけようとしたその時、一本の電話。

電話の主は、区長さん。
「町内会費の集金、どうですか?もしかしたら、忘れているのではないかと思って電話しました。」

その瞬間、私の箱が爆発したことは言うまでもありません。

「もう、とっくに集金していますけど。あと2件、何度行っても留守で集金できません。ってゆーか、10日まであと5日ありますよね?(怒)」
と、かなり強い口調で言う私。

「それなら、良いんです。うっかり忘れてしまう方もいるものですから。すみませんでした。どうぞ、よろしくお願いいたします。」

と、私の怒りをも受け止めるかのように、丁寧に優しい口調の区長さん。

あぁ…。
私もうっかり忘れていたクチです。
ごめんなさい区長さん。

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■ 編集後記
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うっかり忘れたままだったとしたら、区長さんからの一本の電話は、まったく違った意味のものになっていたのに…。
ぎりぎりに思い出して、焦ってやっているところだったので
、勝手に催促されたような気になって、相手を責める。
そして自分の頑張りや正しい行動を主張する。
こうなると、相手の気持ちや気遣いに気づくことは難しい。

こんなとき、箱を学んでいて良かったなぁ~と思います。
タイミングは間違ってましたけど、あとからでもちゃんと気づくことが出来ますから…。

次回は、辻 良太郎さんです