The Arbinger Institute

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□アービンジャー「箱」NEWS【Vol. 400 】 2017/3/10

みなさん、こんにちは。
アービンジャー・ジャパンの川原です。

3月になり福岡もだいぶ暖かくなって来ました。
春も目の前ですね。
暑くもなく今が一番好きな季節です。

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■友人のフィリップとの話 : 川原健太郎
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私またやっちゃいました。
同僚に腹を立て
怒鳴りあげて
胸ぐらを掴みあげたところで
男性の同僚数人に羽交い締めにされてしまいました。

きっかけはいつも通り小さな出来事。
お互いにお互いの意見を誤解して受け取り
誤解しあったまま言い合いになり
口調が乱暴になって
喧嘩に発展しました。

そんな僕を羽交い締めにした一人が
今、事務所を間借りしている
オーストラリア人のフィリップです。
体格も良く、身長も僕より遥かに高い彼は
僕を引きづりながら、僕を同僚たちから引き離し
興奮気味の僕にとても丁寧な口調で
「健さん。散歩でもしようよ」
と言ってくれました。
※ちなみにフィリップはバリバリの博多弁で日本語がペラペラです。

今まで同僚と揉めることもよくあり
喧嘩もよくしました。
そんな時の周りの人は
僕に近づこうとせず、腫れ物に触るような態度でした。
そりゃそうだと思います。僕だってそうします。
彼の言葉はとても優しい声で
僕への配慮と僕のことを本当に心配してくれている気持ちが伝わりました。

事務所を出て散歩している間は
一言も自分から話すこともなく
「そうだね。」「わかるよ。」とただただ僕の言い分を肯定的に聞いてくれました。

近くのカフェに入り笑いながら
「近い存在だと誤解して頭にきちゃうことがあるよね。
僕も同じことを何度もしちゃって奥さんと別れちゃったんだ。」
と話してくれました。
僕は彼の離婚を知りませんでした。

カフェでは僕の話を聞きながら
彼もうまくいかなかった話を話してくれました。
その間も
「よくわかるよ。」とか
「僕にできることはある?」とか
僕のことを否定することなく
ただただ僕に寄り添ってくれました。

小一時間ほど話をしてカフェの外に出でたのですが、
ジャケットも着ずに出てしまったので
とても寒く感じました。
「さっき興奮してたからそうでもなかったけど寒いね」
と言うと
「オーストラリアでは酔っ払って体が温まることをビールジャケットって言うんだよ。
健さんは怒りのジャケットだったんだね。」
とジョークまで飛ばしてきました。

そんな彼は箱の本を読んだこともなく
セミナーを受けたこともありません。

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■ 編集後記
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フィリップには心から感謝しています。
彼からにとってはただ喧嘩の仲裁に入っただけかもしれませんが
僕にとっては一生忘れることのできない体験でした。
これは昨日の出来事です。