The Arbinger Institute

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□アービンジャー「箱」NEWS【Vol.104】2011/04/22

こんにちは。アービンジャー・ジャパンの佐藤真一です。

すっかり春ですね!

プロ野球も開幕を迎え、関東ではナイターを自粛したデーゲーム中心ですが、
熱い戦いが繰り広げられています。

その中継で、アナウンサーが、

「解説の○○さん、デーゲームが続きますが、
選手にとってはやりづらいことはあるのでしょうか?」

「平日の昼間からこんなにお客さんが来てくれてるんですから、
そんなこと言ってられませんよ。本当にありがたいです。」

一瞬、「ん?」と思いながらも、
ある意味その通りだなと変に納得したコメントでした。

さてさて、今週は野球観戦好きの私、佐藤真一が担当します。

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■「ちょっとした潔(いさぎよ)さ」 : 佐藤真一
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先日、ある経営者の方と話をした時のこと。

「さとうさん、スタッフにね、
ちょっとネガティブなこと言わなくちゃいけないことあるじゃないですか。」

「はい、ありますね。」

「その時にね、私、『私は~』ってちゃんと言いたいんですよね。」

「ほほう、どうしてそう思うんですか?」

「いや、私はこう感じているって、ちゃんと責任を持ちたいんですよ。」

「素晴らしいですね!
それってとても大切なことだと思います。
私たちコーチもそこを必ず意識しますよ。自分の発言に責任を持つこと。」

「えっ、そうなんですか!なんかうれしいなぁ。」

私たちは自分が見聞きしたり、感じたりした時に相手に伝えることがありますよね。

その時に大きく分けて二つあります。

・客観的な事実を伝える=Youメッセージ

・主観的な事実を伝える=Iメッセージ

前者は、

「あなたはストライプのシャツを着ていますね。」

と誰もが認められる事実を伝えること。

後者は、

「そのストライプのシャツはあまり似合ってませんね。」

という自分が感じたり、思ったりしたこと。

ここでうっかりしてしまうのが主語を明確にしないこと。

私は似合ってないと感じたのに、その「私は~」を省略してしまうこと。

厳密に言うと、責任の所在を不明確にしてしまうこと。

例えばこんなふうに無意識や意図的に言ってしまうことも、

「みんな似合ってないって言ってますけど。」

「それじゃあ似合ってないと普通は思いますよ。」

なんて言い方。

シャツだったら笑い話ですまされるかもしれないけど、

社員に対して、部下に対して、上司に対して、周囲の人に対して、

何かをきちんと伝えなくちゃいけない時には、
誠実に、責任をもって伝えたいですよね。

特に最近は個人が簡単に情報発信できる環境が整ってきたので、
なおさらそれを感じます。

震災時のツイッターやメールでのチェーンメールもそうだし、
風評被害も然り。

「私は~だと感じました。」
「私は~だと思います。」

それでもしも間違っていたとしたら、素直に

「私が違っていたようです。ごめんなさい。」

でいいんですよ。

そうすれば自己正当化をしなくてすみますよね。

私は、その経営者の小さな潔さに相手への大きな思いやりを感じました。

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■ 編集後記
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最近予想を裏切られたこと!(笑)

深夜のテレビで、
相対するモノ同士が対決をする番組(たぶん、ホコ×タテだったかな)を
なにげなく見ていた時のこと。

その回は、

どんなわずかな衝撃でも吸収する特殊な緩衝材 VS

わずかな衝撃でも必ず割れてマーキングできるカラーボール。

強盗用に金融機関やコンビニに置いてある
オレンジの塗料が入ったあのボールです。

両者とも特殊技術の粋を駆使している威信をかけた対決です。

いよいよ、その対決の瞬間!

その舞台に登場したのが、
コントロールがいいことで評判だった往年の大投手、
広島東洋カープの北別府。

(すごい力を入れたキャスティングだな…。)

用意されたボールは2つ。

わずか数メートル離れたところからボールを緩衝材に投げて、

果たして割れるのか、割れないのか…。

緊張の瞬間!

そして1球目…投げたぁ!

バチャッ!

飛び散るオレンジのしぶき!

あぁ、やっぱり割れちゃうのかぁ!

ところが…

なんとぉ、その北別府元投手が…的を外したのでした!

「え、えーっ、そういう結末…。」(爆)

おまけにそのオレンジの塗料が
周りで見守っていた人たちのスーツや顔にベッタリ。

さすがに2球目は的に当たり…ボールは割れずに、緩衝材の勝ち!

あの1球目はなんだったのか…。

あれをシナリオで描いていたのならスゴイけど。(笑)

でも完全に裏切られて楽しめた時間でした。