The Arbinger Institute

We Change Mindset

□アービンジャー「箱」NEWS【Vol.15】2009/7/10

こんにちは!アービンジャー・ジャパンの田染です。
みなさん、いかがお過ごしですか?

「山笠のあるけん 博多たい」(訳:山笠があるから、博多なんです。)
博多の三大祭のひとつである、「博多山笠」が始まりました!
街のあちこちに‘飾り山’が出現し、
夜には美しくライトアップされます。
これから15日の追い山に向けて、
7月10日 流舁き
7月12日 追い山馴らし
7月13日 集団山見せ
7月14日 流舁き
7月15日 追い山 と続きます。
いたる所で、長半被を着た男衆を見掛けます。
いやー、この時ばかりは、皆さんいい男にみえますねー。

皆さんは、ご覧になったことがあるでしょうか?
博多在住の私でも、実はまだ2回ほどしか観戦したことがありませんが、
その勇壮さは、山が通り過ぎても鳥肌が治まらないほどです。
機会があれば、ぜひお越し下さいませ。

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■ 大切な人に「ありがとう」って言ってますか? : 西田敬一
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僕は、個人的に相談を聴いてもらうアドバイザーさんがいる。

月に1回の面談をしてもらいますが、
ビジネス上の問題や将来のこと、家族のことなど
人生全般に関する悩みを相談する。

そのアドバイザーの方は、外気孔やカードリーディング
(タロット占いのビジネス版)などを使いながら
僕にアドバイスをくれる。

心も体も両方とも癒される訳です。

先日、そのアドバイザーの先生の話を妻にしたところ
「私も受けてみたい!」との反応。

妻は、普段あまり初対面の人に心を開かない
性分なだけに、珍しいことだった。

早速、その方との面談をセッティング。

僕は、妻と先生を事務所に残し、娘と公園に
散歩にでかけた。

40分の相談時間が終わるころ、事務所に戻ると
なんと、妻が泣いている・・・・

「一体、どんな話をしたんだろう??」

妻の相談に対して、興味と同時に不安がよぎる。

そして、先生から一言。

「西田さん、奥さんに感謝ってされてますか?」

「もちろん、妻がいなければ、今の僕は存在しないですから。
それに、僕がこうやってビジネスに集中できるのも
妻が家を支えてくれているおかげですから。」

僕からしたら、あまりにも当然の返答だった。
この思いに嘘や偽りはない。

すると、また先生から一言。

「では、奥さんに対する、その感謝の気持ちを
言葉で現していますか?」

「・・・・・」

正直、腹が立ってきた。

反抗心から、僕の顔が紅潮していくのがよく分かる。

「感謝の気持ちだって??あたり前じゃないか!!
昨日も、一昨日も、その前も、毎日毎日
妻にはありがとうって心を込めて言ってるんだ!
それに、ありがとうを言ってないのは、妻の方だろう!
数で比較すれば、圧倒的に僕の方が上だ。
だいたいうちのこともしらないくせに、偉そうなこと
言いやがって・・・」

口にはしなかったが、心の声はとてもクリアーで鮮明だった。

でも、僕も箱ファシリテーター。

この正当化する感情が、最終的に何をもたらすのか
理解している。

先生に話さず、直接妻に話をふった。

「僕ってそんなにありがとうって言ってないかな?」

妻は、短く答えた
「あなたは、他の人よりは多く言ってくれてると思うよ」

結局、僕がどれだけ妻にありがとうっと言っていようが
「感謝しなければならない」という、ある種の
自己満足的な感情で言っていることを
妻は冷静に受け止めていたのだ。

僕が、自分自身に対して、良い旦那であるという
イメージを保つための言葉。

短いやり取りだったけど、妻との関係を
もう一度見直す良い機会をいただいたのだ。

身近な人にこそ「ありがとう」は必要だけど、
相手に伝わっていない「ありがとう」は
そもそも、言っていないのと同じだ。

こうやって、知らず知らずのうちに、すぐに
箱入りしてしまうから、本当に恐ろしいことである。
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■ 編集後記
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しつこく山笠の話ですみません…。
実はアービンジャー・ジャパンの代表:陶山も、
古くからの山のぼせ。
7月1日から15日の追い山までの半月間、
‘山’に専念されます。
博多は、山笠期間中それに関わる男たちは、
学校も会社も公然とお休みできるのです。
いやー、素敵な慣わしですねぇ。

ではでは、また来週お会いするまで、
どうぞお元気で!