The Arbinger Institute

We Change Mindset

□アービンジャー「箱」NEWS【Vol.230】2013/9/27

こんにちは!西田です。
このメルマガを読んでくださっている皆様、本当にありがとうございます!

「西田さんが箱に入ってたので、今話しても無駄かなと思ってました。」

先日、後輩から痛い指摘を受けてしまいました。

自分では気づかない自分の問題に、他人は気づいている。
怖い話ですよね。

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■  「痛い指摘」 :  西田敬一
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ある日、後輩に電話をかけた。

その後輩は、30代の半ばで派遣社員。

「このままずっと派遣の人生かと思うと、不安でたまらなくて・・」
涙ながらの相談を受けていた人物。

僕は、その後輩のことがずっと気がかりでもあり、彼が活躍できそうな職場を
紹介できないかと悩んでいた。

そんな時、知り合いの社長に相談したら
「是非、一度会ってみたい。」と快諾をいただいた。

僕は意気揚々として、後輩に電話をした。

後輩が電話に出るなり、

「あのさ、ビックニュースなんだけど、聞きたい?」

(いきなり上からの目線ですね)

*注意 「 」は、僕からの言葉
( )は、彼が僕の言葉から受けとった感情

「俺の知り合いの社長で、お前のこと話したら、是非会ってみたいって
言われたのよ。 どう?すごくねーー!?」

(すごくねーー!?って、西田さんがすごいってことですよね。)

「どうしてもお前のことが気になってさ。」

(西田さんが気になっているのは、西田さんがどう思われるかってことですよね。)

「その会社は、将来の展望も見込めるし、今なら出世のチャンス大なんだぜ。」

(僕の状況は聞いてくれないんですね。)

「こんな機会は滅多にないはずだから、絶対に会った方がいいと思うよ。」

(僕の状況は聞いてくれないんですね。)

「な?一度、会いに行ったら?」

(それは、絶対に断るなよってことですか。)

しばらく僕の方から一方的に話をしたら、
後輩から一言。

「西田さん、ちょっと改めて電話してもいいですか?」

僕はカチンときた。

「は? 俺は、お前の人生を思って、一生懸命話してるのに、
なんなのその態度は?」

「いやー、でも、また改めた方がいいと思うんですけど。」

「そんな風だから、チャンスを逃すんだよ。」

「あっ、電話がきたので、失礼します。」

電話が切れた。そして、僕もキレた。

「おいおい、なんだっつーの!!これまでさんざん相談しておいて
いざとなったらそんな態度でくる訳ね。まったく非常識にもほどがある!」

それから数日後、彼から電話がかかってきた。

「すみませんでした。先日は。」
「別にいいけど・・・」

「いや、あの日は西田さんから、俺の言うことを聞け的なオーラを感じてしまって、
あのまま話してたら、自分も何か言い出しそうで、それはまずいと思って
電話を切らせていただいだんです。」

僕は、しばらく何のことを言われているのか分からなかった。

先日の電話を回想してみたら、先ほどの彼が受け取ったメッセージが
理解できたわけです。

言われてみると、確かに、俺のいうことを聞け!というモードに入ってた。
冷静になって、ようやく自分でも認識できたのです。

自分の問題は、自分では分からないけど、他人にはよく伝わっているんだなと
納得した瞬間でした。

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■ 編集後記
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後輩も箱セミナーを受けていたので、共謀を避けてくれたのだと理解できました。

それから彼と和解して、例の社長と面談する運びとなりました。

人から「自由意志」を奪うことは絶対にできませんね。

彼は、彼の選択に従っただけで、僕の説得が効いたわけではないのです。

自分が後輩に対していかに強引か、改めて実感した出来事でした(笑)