The Arbinger Institute

We Change Mindset

□アービンジャー「箱」NEWS【Vol.24】2009/9/11

こんにちは!アービンジャー・ジャパンの田染です。
皆様いかがお過ごしでしょうか?

みなさん、人間関係は良好ですか?
職場や家庭、親戚や友人・恋人など、
日々平穏でつつがなく、異常なしでしょうか??
箱に入ると、やっぱり毎日つまらないですね。
心もザワザワしますし…。

入ったら出る努力をしようと決意する毎日です。
今日の担当は、佐藤真一さんです。

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■ せっかくグリーン車に乗ったのに… : 佐藤真一
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先日、電車の中でパソコンで作業して資料を作成しようと思い、
追加料金900円を支払いグリーン車に乗りました。
私は入口付近の席に座り、早速パソコンを開き、作業を始めました。

電車が隣駅に着き、3人の旅行帰りの若い女性が乗り込んできて、
私の前の席に陣取ったのです。
3人はお菓子を手に持ちながら、楽しそうに話をしています。

「あちゃー、せっかく静かに資料を作りたいと思っていたのに…。
ついてねぇなぁ。あーあ、ますます騒がしくなりそうだ…。
席を移ろうか…。」

私の中で落胆と怒りと葛藤が起こります。

周りを見渡すとだいぶ席が埋まってきて、はるか前方に座っている
紳士の横しか空いていませんでした。

「女性たちが騒がしくなったら、作業がはかどらない。
前方の空いている席に移動しようか、どうしようか…。
でもパソコンと資料をたたんで移動するのも面倒だし…。」

葛藤が続きます。

「うーん、移動するか!」

と思った時、ある事に気がつきました。

今まで賑やかにしていた3人の女性は静かになっていました。
どうやら疲れて寝てしまったようです。
それと同時に、前方から何やら周期的な騒音が…。
なんと私が移動しようと思っていた隣の席の紳士のいびきでした。

「うわぁ、助かった。移動しなくてよかった。」

と胸をなでおろしながら、それと同時に、勝手に悪者に仕立て上げて
いた3人の女性に申し訳ないと自分を恥ずかしく思ったのです。

すべては私のフィルターで見ていたのです。
3人の女性を勝手に邪魔なものだと決めつけ、
紳士は私を邪魔しないものだと決めつけていたのです。
私は自分が作業をするためにわざわざ追加料金まで払ったのにと
勝手に被害者になっていたのです。

自分の身勝手さを恥ずかしく思いながら、冷静になって考えてみると
「もしかしたら、私のキーボードを叩く音や資料の紙をめくる音が
周囲に迷惑をかけているかもしれない…。」
とも思えたのです。

初めはそんなことも全然気がつきませんでした。私の頭の中は
グリーンの追加料金まで払って資料を作成するということしか
なかったのです。

そう思うと、確かにうるさくて周囲は迷惑していたとは思うのですが、
そのいびきをかいていた紳士にも
「あぁ、あの人も疲れているんだなぁ…。」
という思いさえも出てきました。

その3人の女性にも
「よっぽど旅行が楽しかったんだろうなぁ…。
無口で静かに座っているほうが不自然だよなぁ…。」
とも思えました。

ただ同じ電車に偶然乗り合わせた時の出来事ですが、
人を人として見ると、ただ今見えているその一面だけでなく、

「その人はどういう人なんだろう。」

ともっとその人の背景や経緯に関心が持てるんですね。

普段、みんな何事もなく平気な顔をして生活していますが、
人それぞれ楽しいことやうれしいこともある半面、怒りや悲しみなど
いろいろなものを抱えているはずなんです。

それを直接どうのこうのはできないのも現実ですが、
このように人として見ることによって、
少なくとも自分の心が平穏でいられるんですね。

あらためて感じさせてもらえた出来事でした。

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■ 編集後記
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「知っている。」という特権?、
これで、しばらくはやって行けるが、
時が経つほど難しくなっていく。

人は成長するから。

いつまでもこれに固持すると、
情報やら何やらを独り占めしたり隠したりするようになる。
良くないですねぇ。
いつまでも創造することが求められているようです。

それではまた来週!