The Arbinger Institute

We Change Mindset

□アービンジャー「箱」NEWS【Vol.27】2009/10/02

こんにちは!アービンジャー・ジャパンの田染です。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?

秋刀魚がおいしい季節になりましたが、
秋の味覚は堪能されていますか?
「秋」は色んなものに例えられますが、
やっぱり私は“食欲の秋”ですねぇ。
今年の秋も満喫したいと思います!

さて、今週の担当は、私、田染美穂子です。
では、宜しくお願いします!
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■ 夜の居酒屋 : 田染美穂子
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「だがら僕は止めた方がいいって、最初から思ってたのに、
何にも分かってない奴が進めてるもんだから、
こんなことになるんだよなぁ。」
次に上司らしき人が、
「まぁまぁまぁ、逆に失敗してくれたから、
やりやすくなったじゃないか。
後はこっちの意見を通すだけだろ?」

「でも、どう責任をとる気ですかねぇー。
今さら助けを求められても、
手を貸す気にはなれないですよ。」

「そんなこと言うなよぉ。オレの立場もわかってくれよ。」

そんな会話が楽しそうに続けられていた。

私は、自分達の会話より、そっちの方に気をとられていた。
同じ目的を達成するはずの仲間に、
非協力的な態度をとることで得られる成果は、
どれ程のものだろう?
彼等は、何に腹を立てていたのか?
成果に集中するという責任を放棄してまで、
彼等が守りたかったものは何か?

時に、大切なことを見失う。
チームや組織の成功よりも、
個人的な成果や極めて個人的な感情で、
何かを采配してしまうことがある。
よくない事ではあるが、誰にでもあることだと思う。

相談される人やリーダーの役割は、とても重要だ。
共謀を回避し、成果に集中するように導く。
日常起こっている、些細なことの問題解決の方法が、
企業の業績を大きく左右している。

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■ 編集後記
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先日、アル・パチーノの「Two for the money」という映画を見ました。
その中に興味深い一場が!
アル・パチーノが、“賭博依存症の会”で放つ台詞で、

『問題は賭博ではない。ダメな車と同じように、私達は人間として欠陥がある。
普通の人間に見えるが、普通とは違って欠陥がある。
賭け事をする者は、勝つために賭ける。
しかし我々は無意識に負けるために賭けている。
私は賭けに負けた瞬間、最も生きがいを感じた。
勝った時でも、すぐに勝ち分を負けて失った。
負けた時は、それと話が違う。
ケツの穴が縮み上がるほどの大負けだ。
その最悪の悪夢が、何度も繰り返される。
悪性のガンが20回も再発するようなものだ。
そしてある日、突然気付く。
「それでもまだ私はここにいる。」「息をしてちゃんと生きている。」
我々は意図的に間違いを犯す。自分が生きていると感じたいからだ。
賭博は問題ではなく、何かを感じたいという強い欲求だ。
自分の存在を確認するために。』

私は一瞬にして「箱」の世界が広がりました。
“負けるために賭ける。”、在り得なさそうで有り得ること。

組織の中でも、“うまく行かないように関わる”ということは、
ありえるのだろうか?!

それでは、また来週!!