The Arbinger Institute

We Change Mindset

□アービンジャー「箱」NEWS【Vol.34】2009/11/20

こんにちは!
アービンジャー・ジャーパンの田染です。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?

皆さん、「カモの法則」をご存知でしょうか?
先日のアービンジャー会議でも話題になったのですが、
人が何かをあきらめる時は、
「だめカモ。」とか「できないカモ。」が飛んだ時。
だからそれをちょっと変えて、
「大丈夫カモ。」や「できるカモ。」を飛ばすだけで、
簡単に意識を変えることができます、といようなお話です。
この「カモ。」が大事で、
「できる!」「やれる!」「成功する!」と断定すると、
何か窮屈で、返ってできそうにないような気になりませんか?
この語尾を「カモ。」に変えるだけで、
何か不思議とできそうな気になるんです!

皆さん、ちょっと今試してみてください。

…。

どうですか?

はい、それでは早速始めます。
今日の担当は、仲井京子さんです!

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■ 社員データ : 仲井 京子
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お客様の会社が倒産した。
仕事上、会社の立ち上げ時も忙しいが
仕舞い時もたいへんだ。

たくさんの手続き、作成書類、計算、説明・・
あれこれ自分の中で段取りを組む。

そんな中、社員をとにかくよろしく頼む
という経営者の依頼に
就職先も気をつけておきますと伝えた。

気をつけるはいいが、そうなると
社員データもほしいとなと思い、依頼した。

こちらのほうで住所や年齢などはわかるが、
やってきた職務の内容や役職の履歴、入社後とった資格などわからない。
たくさんの人数、一人一人そこまで聞いていくのも正直面倒くさい。
なんかそれらしいデータかなんかあるだろう。

そして後日、持ってこられたそれをみて驚いた。

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■ 同じ原理が働いている
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一人一人丁寧にファイルされたその資料
履歴書を元に、入社後の職務歴が書かれている
年齢などは訂正され、さらに、それぞれの性格、特徴、活躍ぶりなどが
手書きでていねいに書かれている。
あたしが想定していたものとは全く違ったもの。
見ただけで心のこもってるのが解るそのファイルに
涙がでてきた。

どんな気持ちでこれを作られたのだろう。
自分ならここまでできるだろうか。

スタッフもあたしが感じ取ったものと
同じものを感じたようだ。

その後もその方は迷惑をかけた関連会社にも
お詫びをされたそうだが、みんな優しい言葉をかけてくれたという。
中には社員の面倒を見てくれる会社までもあったとか

こんな状況で、勇気がいっただろうに・・
いや、勇気ではなく無我夢中だったのかもしれない。

いずれにせよ、社員データと同様の
きっと同じ原理が働いているに違いない

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■ Responsive Way Of Humanity
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箱から出るにはプロセスがあるが、
プロセスなしでも、その人の人間性に触れたとき
無条件に出さされる瞬間がある。

物と扱われて、瞬時に箱にはいるのと同じように
その人の人間らしさに触れたとき、瞬時に箱の外にでてしまうのだ。
それをさらけ出されたときに
同時に自分が一生懸命護っているちっぽけな箱があほらしく思える瞬間が

人は感じることができる。

それを教えてくれた出来事でした。
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■ 編集後記
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あまり邦画は観ないのですが、
以前、劇場で「剣岳点の記」を観ました。
香川照之が味のある役を演じてましたねぇ。
地図を見て感動することなんてありませんでしたが、
こんな映画で実情を知ると、
見方が変わりますね。
当たり前ですが誰かがそこまで行って、
測量してできたものなんですよね。
当たり前になると感謝を忘れてしまいます…。

伊能忠敬様、お疲れ様でした。

それではまた来週!