The Arbinger Institute

We Change Mindset

□アービンジャー「箱」NEWS【Vol.359】2016/5/6

こんにちは!
アービンジャー・ジャパンの田染です。
ゴールデンウイークも終盤ですが、皆様いかがお過ごしですか。
そして先月からの地震により被災された熊本・大分にお住いの方、ご縁のある方、心よりお見舞い申し上げます。
1日も早く穏やかな日常が戻りますように。

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■ 「それは選択の結果」 田染 美穂子
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毎年5月3日と4日は福岡で「博多どんたく港まつり」が行われる。
企業や個人の団体が思い思いの衣装を身にまとい、
楽器を鳴らしたり踊ったりしながら博多の街を練り歩く。
沿道では沢山の観客がそのパレードの様子を見物する。
ニュースでもゴールデンウイーク期間中の人出が一番多いことで有名だ。

そして、そのお祭りに付き物なのが「雨」。
去年も3日は雨だった。
今年はその雨にプラス風、さらに寒い。

こんな日は家にじっとしていたいのだが、ウチの母さんがこのお祭りが大好きで、
雨が降ってもカッパを着て一緒にでかける。

開始30分前に到着しパレードが始まるのを待っていた。
その間も物凄い雨風。「今年は中止になるかもね」と話していたら、
定刻になると精華女子高等学校のブラスバンド、バトン、ダンスのメンバーが、この上ない笑顔で登場した。
バトンで踊る彼女たちの衣装はペラペラで雨にびっしょり濡れて、さぞ寒かった事だろう。
バンドとダンスのメンバーはカッパを着て軽快に動き回る。
雨風は防げるが蒸れて暑かっただろう。

次に出てきたチームもその次に出てきたチームも、まるで雨なんか降っていないように、風なんか吹いていないような笑顔で、演技を披露する。

なんだか涙が出てきた。

さて、私ならどうしたか。
寒さに震えて、コンディションが良くないから十分に力を発揮できないと諦めて、
集団に混じって適当にやりすごすか。
雨に毒づきながら、みんながやるから仕方なく適当に踊って茶を濁すか。

こんなことは仕事の場面でも起こる。
メンバーに恵まれなかった。
設備が整ってなかった。
時期が悪い。
十分な準備期間がなかった。
会社が協力してくれなかった。などなど。

こういったものは、成果が出せなかった時に威力を発揮する。
そして、努力したくない時にも。
多ければ多いほど良い、保険みたいなものだ。

いつしか「保険に加入」するようになる。
そうする方が自分が傷付いたとき痛みが少ないから。
情けない自分と向き合わなくていいから。

簡単だ。

もちろん業績は上がらないし成長もしないが、自分の体裁やプライドは守られる。

もし何かを終えた時に境遇や環境を嘆いて
「精一杯やったつもりだが、時期が悪かった。」、
とか何とか言っている自分に気付いたら問いかけてみよう。

「私が何を選択した結果なのか?」

こないだ、朝バスを待っていたら小学校高学年の男の子と、
黄色いカバーがかけられたランドセルを背負った新入生の男の子が一緒に登校しているのをみかけた。
おそらく、兄弟だろう。
その兄弟の横を車が通り過ぎようとした時、
お兄ちゃんは弟をランドセルごと背中から抱き締め、
車が通り過ぎるまでずっとそうしていた。
弟さんは障害があるようだ。

きっと家では「弟を守ってね」って言われてるんだと思う。
でも、車が来たら後から抱き締めて通り過ぎるまでそうしていてね、と言われているわけではないだろう。
箱から出ていれば自分のすべき事がわかる。年齢も経験も関係ない。

出た結果は全て自分の選択。改めて思い知る。
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■ 編集後記
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5月1日小田原城の天守閣がリニューアルオープンした。
この日の入場料は、地震で被害を受けた熊本城のために全額寄付されるそうだ。
1日の夕方のニュースで放送されていた。

なんと早い決断。
誰が言い出して、どうやって決まったのか。
リニューアルにもたくさんの費用がかかっただろうに。

ありがとう、小田原城。
ありがとう、神奈川県の皆様。

私も、いつもこんな気持ちでいられますよーに。
来週はヘビーロッテファンのしんちゃんこと、佐藤真一さんです!
お楽しみに。