The Arbinger Institute

We Change Mindset

□アービンジャー「箱」NEWS【Vol.77】2010/10/15

こんにちは。アービンジャー・ジャパンの田染です。
まだまだ暑い福岡、
日中は25℃くらいまで上がります。

秋はまだか?!
もう来ているのなら、もう少し頑張ってほしい。
こんな季節は今年限りであってもらいたいですね。

さて今週の当番は、わたくし田染です。
では早速始めまーす。

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■ 悪人 : 田染美穂子
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「悪人」を観た。
長崎、海辺のさびれた田舎街。
母親に捨てられ祖父母に育てられた主人公は、
二十歳を過ぎ何の産業もないその街で病床の祖父を見舞い、
年老いた祖母と二人、土木作業をしながら暮らしている。

私が観る邦画は、いつもお年寄りや田舎を残酷に表現する。
街は夕暮れのように鬱々としていて、
逼迫した暮らしと親類とのしがらみに縛られながら生きる人々が、
生活感あふれるカタチで描かれる。
その光景に笑顔なんて片鱗も見当たらない。
寂しくて悲しい。

弛(たゆ)みが無いのだ。
生活や感覚や誰かを想うこと、そんなことそれぞれの間に隙間がない。
自転車のチェーンがぴーんと張っているように。
そんなものが擦れ合って激しく極端な行動にでる。
そうするより仕方ないというように。

この前食事に行った時に、隣のテーブルの経営者らしき人が、
部下と思われる2人を前に饒舌に語っていたのを見て、
この映画の事を思い出した。
その経営者の話には、弛みが無いのだ。

聞いていると「自分は絶対に正しい。」ということに立脚した話しをしている。
自信満々で寸分の間違いもない、というように。
確かにすごく立派なことを言われてるし、
ご苦労をされたのだろうなぁということは容易に想像できる。
でも正しいことも良くする方法も1つではないんじゃないか?
その他にもやり方はたくさんあって、
それもアリでこれもアリ。
それぞれが自分のやり方を自由に選択したっていいじゃないか!
方法が1つしかないなんて、それをすることでしか認められないなら、
社員は労働ロボットみたいだ!!

箱セミナーの中で、
「自己裏切りはしていないが、箱の中に入っているような気がする時は、
箱に入っているのではないかと疑ってみる必要がある。」
とある。
自信があったとしても「もしかして・・。」、
と自分に疑いの目を向けることは尊い行動だと思う。
そこに弛みが生まれて関係性がなめらかになるのではないか?!

伏し目がちに頷いている2人の社員の姿を見て、そう思った。

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■ 編集後記
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最近、itunes-uでオープンコースウェアを見ています。
いやー、素晴らしい仕組みですね。
大学に行かずとも講義が聴けるなんて。しかも無料で。
しかし、インターネットはどこまで便利に素晴らしく発展していくのでしょうか?
村井純さんに感謝ですね。

それではまた来週!!