アービンジャーで提供するコンプライアンス研修はマネジメントスキルと組織開発を結び付けています。2019年より労働施策総合推進法が改正されました。これにより、雇⽤管理上必要な措置を講じることが全ての事業主の義務となりました。「就業規則の整備」「e ラーニングの受講」、「ホットラインの設置」等ではコンプライアンス違反に対しての効果は限定的です。コンプライアンス問題の本質は、社員のマインドセットの変化と職場の環境にあります。ハラスメントやコンプライアンス問題がなくならない理由は明確です。当事者には、基本的に悪気がありません。業績のため、チームのため、部下のため等、それぞれの正義があるため罪の意識が生まれにくのです。ハラスメントを意図的に起こす社員はいません。 紛争解決が難しいのはそのためです。本研修では、コンプライアンス問題が起こるメカニズムを解明し、ハラスメントを起こさない社員の育成を目指します。現場の社員が、自らの心の動きを知り、相手のことを思いやる気持ちを持つことが、コンプライアンス意識を高める効果的な方法です。さらに、その後の人事施策に関してコンサルティングサービスを行い、持続可能な組織づくりをサポートします。相手の人格を尊重し、「箱」の外で尊重し合う文化を創ることがゴールです。
アービンジャーで長年培った「箱」の理論をベースにしたマインドセットセミナーを元に、コンプライアンス研修を策定しています。企業クライアント様のご要望に合わせてカスタマイズをいたします。
アービンジャーコンプライアンスマインドセット研修
管理職向け・一般職員向け
対象者:管理職向けと一般職向けで内容が異なります。
<プログラム策定例>
1.コンプライアンスを巡る昨今の状況
(1)コンプライアンスの重要性と背景
(2)コンプライアンス違反のリスク、社会的影響
(3)各企業の取り組み
(4)コンプライアンス問題が起こったあとの対処法
2.コンプライアンス問題の発生メカニズムと解決
(1)コンプライアンス違反に繋がるマインドセット
(2)コンプライアンス違反に繋がる自己裏切りと罪の意識
(3)それぞれの正義と自己正当化
(4)ハラスメントが助長される理由
(5)ハラスメントに繋がるコアビリーフと箱のタイプ
(6)コンプライアンス違反が起こらない風土を作るには(管理職向け)
3.コンプライアンス改善ワーク
(1)相手の外側の三角形を知る
(2)与えるために会いに行く
(3)正しいスタートを切る
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