□アービンジャー「箱」NEWS【Vol. 393 】 2017/1/20
みなさんこんにちは!
アービンジャー・ジャパンの伊藤です。
先週末からの寒波は猛烈でした。
私が住む比較的温暖な愛知県東三河地方でも
大雪が降りました。
特に土曜日の晩から日曜日の午前中にかけて
すごくて、タクシーも撤退してしまいまして、
帰れなくなりました。
呑み屋さんから。
アホです。
そんなときに出かける奴がいかんのですが、
まー、大人には色々な事情があるわけでござい
まして・・・
朝まで呑んで家に帰ると、鬼が家にいました。
鬼はぁ~外ぉ~ 福はぁ~内ぃ~
反対に豆どころか色々と投げつけられそうに
なる勢いで叱られました。
嗚呼、反省・・・
伊藤彰記の詳しいプロフィールはコチラ↓↓↓
https://arbingerjapan.com/facilitator/ito_akinori/
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■なんもせん! : 伊藤 彰記
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「なぜ経営者が伝えることを中々理解してくれないのだろうか?」
「なぜ、経営目線で考えてくれないのだろうか?」
「どうしたら自ら考え自ら行動するような自立的な働き方をしてくれるのだろうか?」
以前の私は、そのように考えては、不満を抱いたり、被害者意識に
陥ってしまいがちでした。
だから、日々苦悩しながら、試行錯誤の連続。
しかし、はっきり言ってしまえば、そもそも従業員は経営者じゃないんだから、
経営者と同じような視点で物事を理解することはありません。
残念ながらそれが現実です。
なぜなら、立場も環境も違うからです。
ところが、自分自身では中々気づくことができませんでした。
ここで早速行き詰まっていたわけです。
元来、他人をコントロールすることはできません。
水場に馬を連れて行っても、水を飲むとは限らないのです。
相手が水を飲みたくなるまで待つしかないということが結論であり、原理原則。
強制力や義務感を押し付けて無理やり行動させたとしても、
生産性が上がったり、創造的なシナジーが生み出されることはないでしょう。
でも、我慢ができないのです。
「あえて何もしない!」
「あー、もー、なんもせんぞ!」
昨年ぐらいから本気でこの戦法(笑)に取り組んできました。
ところがこれが本当に難しい。
経営者は結果を出さなければならないという大きな責任を負っています。
だから、不安や心配が先に立ち、どうしても手を出したり、口を出したりと、
何かしたくなっちゃう。
そもそも能力が低く、できないと思っている相手に対して、簡単には
信じられないし、任せられないし、黙って見ていることは難しい。
でも、過保護で過干渉な親の元で正常に成長できない子供の姿を
見ればわかるように、リーダーが何かすることで問題が増えてしまうことが
多々あります。
ところが、皮肉なことに、本当に無関心に「何もしない」でいても問題は
起こってしまうのです。
ということで、今年も引き続き箱から出るという修業に取り組んで参りたいと
1年の始めに誓ったいとちゃんなのでした(^-^)
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■ 編集後記
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ノーコントロール経営。
今年は、いろんな箱と闘って行きます(笑)
来週は、京子ねーさんこと仲井京子さんです!