□アービンジャー「箱」NEWS【 Vol.284 】2014/11/14
みなさんこんにちは!
アービンジャー・ジャパンの伊藤です。
今、九州にいます。
半年に一度のファシリテーター会議です。
メルマガ当番忘れていて、あわてて書いていますっ。
会議超楽しいっ!
やっぱいいですね~
楽しすぎて、飲み過ぎて、寝てません!
さてさて、早速いってみよ~
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■ 右だっちゅーに! : 伊藤 彰記
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とあるホテル内にある中華料理店でのこと。
お友達夫婦と食事に行った。
「トイレどこだった?」
「出てすぐ左だよ」
トイレに行こうと思い、私の対面に座っていた奥さん
に場所を聞いて席を立った。
ホテル内の飲食店なので、店内にトイレはなく、一度
お店を出なくてはいけない。
で、お店の入り口を出てトイレのマークが見えた瞬間、
大声でツッコミを入れたくなった。
「右だっちゅーに!」
そうなのだ、入り口を出てすぐ左ではなく、右手に
トイレはあったのだ。
間違ってるじゃ~ん・・・
酔ったか?
戻ったら間違いを指摘してやろう!
まー、うちの奥さんも車に乗ってる時とか、左を指差
しながら右に行ってなどとよく間違えるから、深い心
で許してあげようなどと考えながらの帰り道。
そんなことを思ってお店に戻ろうとしたときにハッと
気がついてしまった。
トイレ、左だわ・・・
今歩いている自分の向きから見ると、トイレは左手
にあるのだ。
あたりまえのことだけど、全然気が付かなかった。
つまり、私の対面にいた彼女の視点から考えれば
トイレは左側に位置していたというわけだ。
だから彼女は間違っていない。
なんてこった!
いや~、言わなくてよかった~
あー、気づいてよかった!
私たちは、どうやら自分が見ている世界が全てなのだ
と信じ込むことが多いようだ。
だから、自分にとっての不正解を相手の中に見つける
と、自分本意に、ついついそれを指摘して直そう、正そう
としてしまうことが多い。
子供、社員、部下、後輩。
特に目下だと思っている人に対してひどくなる。
相手の立場に立たないと見えないことがある。
相手の立場に立てば見えることがある。
相手の立場に立てば、相手が見ている景色が見える。
さて、ここで一句。
「ちょいと待て 私はあなたの 顔見てる」
見る人の立つ位置で見方が変わる。
景色が変わる。
自分に向き合ってくれている相手は、自分とは反対側
からの世界を見ていることを知っておこうと思う。
たまには相手の隣に座ってみよ。
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■ 編集後記
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箱の外でミーティング。
「箱」を広めるための計画を楽しく画策中。
建設的で明るい未来をみんなで見る時間。
こんな空気感が世界にどんどん広がっていけば
いいことばっかりが増えていくと思える時間。
めんたいこ買って帰ります(^-^)
それでは、みなさん良い週末を♪