□アービンジャー「箱」NEWS【Vol. 148 】2012/2/24
こんにちは、株式会社エイチ&リレーションズ ジャパンの
西田敬一です。
先週末は、2日間の箱セミナーを開催していました。
今回も、いろんなドラマが起こり、参加者の方と
「涙・涙のセミナー」となりました。
僕も、セミナーではよく泣いています。
これまでの統計をとってみると、箱セミナーでの
受講者の方の感涙率(涙が出てしまう率)は、何と70%!!!!
一体なんでこんなに泣けるんですかね?
「あたたかい涙の理由」 その秘密を今日はシェアしたいと思います。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 「あたたかい涙の理由」 : 西田敬一
─────────────────────────────────
「西田さん、みなさん、本当に2日間ありがとうございました。」
懇親会の別れぎわに、50歳のエンジニアの方が、
深々とお辞儀をしてくださいました。
彼の目から涙が溢れて止まりません。
日曜の夜の名古屋駅。
人通りはあまりなく、いくぶん肌寒さを感じる風が
吹いてました。
お別れのあいさつをして、彼が歩き出します。
100メートルぐらい離れて、再び、
僕達を振り返り、お辞儀をしてくださいました。
大きく手をふって、お互いの距離は離れていきます。
その方は、大手企業の技術者として
日本初の研究チームを発足したり、
これまでも抜群の成果を出してこられました。
「このセミナーを受講する目的は、箱セミナーの
感想でよく耳にする、世界が変わって見えると
いうのが、本当かどうか確かめたくって・・・・・」
彼は、2日間のはじめに、セミナー参加の目的を
そう教えてくれました。
そして、セミナーが終わり、懇親会が終わり
別れ際に感じたのが、まさしく「世界が変わって見える」
というその感覚だったそうです。
逆に、どれだけ自分がフィルターをかけて
世の中を見ていたのか、腹に落ちたそうです。
「自分の本当の姿を知って、たしかに辛くは
あったけど、前よりも気持ちがよくなった。」
このことを、僕達は「悔い改める」と表現しています。
そして、そこに「あたたかい涙」の理由があるのです。
人は本当に後悔しないと、気持ちも態度も改まりません。
ですが、いったんそれを引き受けると、心の中が
スッと軽くなっていきます。
つまり、「抵抗心=箱」が消えていくのです。
もう自分を正当化する必要がなくなるので
「物事をあるがまま」に見られるようになります。
そして、あるがままに見始めると、世界の
あたたかさを感じるようになります。
通りにいる人、駅でみかける人、すれ違う人。
日本中、世界中の人々が
「自分と全く同じ、生身の人間なんだ」と感じるようになります。
笑いもすれば、泣きもする。
こうして欲しいというニーズもあれば、
困難な状況を背負ってもいる。
みんな「同じ人間」だと。
参加者全員が涙を流したのは、非常にまれな
ことでしたが、「みんな同じ人間である」ことを
改めて実感したセミナーでした。
西田敬一
箱セミナーの詳しい感想は、コチラでご確認ください。
http://blog.livedoor.jp/hr_japan/archives/1778986.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 編集後記 西田敬一
————————————————————————–
みなさんは、最近泣いてますか?
うちのスタッフの川ちゃんは、ほぼ毎日泣いてます。
僕もよく泣いてます。
朝から涙を流すと、「ぽわー」っとしてきます。
副交感神経が作用して、おだやかになっていきます。
そして、思考能力が落ちてきます。
なので、仕事がすすまなかったりします(笑)。
何事もバランスが必要ですね。
それでは、今週も素晴らしい週末を!!