□アービンジャー「箱」NEWS【Vol. 178】2012/09/21
みなさん、こんにちはアービンジャー・ジャパンの伊藤彰記です。
今、九州にいます。
箱仲間の結婚式があるからです。
石尾ちゃんこと、石尾賢治さんの結婚式。
このメルマガが配信される頃は、式の真最中だと思います。
石尾ちゃん ↓
http://www.arbingerjapan.com/facilitator/isio/index.html
写真、見るからにアニキ顔です。
ま、実際アニキです(笑)。
オスの塊です。
私も顔が怖いと言われますので、同じ星の種族かと思われます。 (*´∀`)
しか~し、顔は、石尾ちゃんも私も怖いかもしれませんが、きっと2人とも
イイ奴です。
噛みついたりしないので、近寄っても大丈夫です。
だから、逃げないでください。
あ、女性はあんまり石尾ちゃんに近づいてはいけませんョ。
危険です。
だって奥さんがヤキモチ焼いちゃいますからね!
石尾ちゃん、ご結婚おめでとうございます!!!
さて、今週は伊藤が担当いたします。
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■ ママチャリ : 伊藤 彰記
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わが社の営業部に山本雅博という男子社員がいます。
通称マーボー。
ま、そう私が呼んでいるだけですが。
少し前に、彼からある告白を受けました。
僕は、ある壮大な計画をしていますと・・・
彼のその計画内容をきいたときの私の第一声は「へ?」。
「は?」だったかな・・・
彼は横浜に行きますと言いました。
横浜の友達の家に遊びに行ってくると。
ただし、車ではなく自転車。
しかも、ママチャリ。
マーボー曰く、
「ロードバイクでは意味がない、ママチャリだからこそ意味がある」
とのこと。
楽な道は選択したくないと。
わざわざ、今回のために新しいママチャリを買ったみたいです。
豊橋から横浜まで、直線距離にして200Km以上。
横浜に行くためには、箱根を越えねばなりません。
天下の険と唄われたあの峠。
そもそも、なぜ彼はそんなことをしようと思ったのでしょうか。
わが社では半期に一度、個々に目標設定を行います。
評価に連動しますが、誰かから与えられるものではなく、自分で設定
する目標です。
マーボーは、毎回、どうしてもその目標をきちんと達成することができ
ません。
いつも中途半端で終わってしまうのです。
悪く言えば言いっぱなし、やりっぱなし。
そんな自分を変えたいと。。。
私たちは、往々にして多くの事柄に対して「やり切る」ことができません。
一度決めたことを完遂することができません。
ダイエットだって、習い事だって何だってそうです。
私たちは、すぐにやらない言い訳を考えて、結局何もしないことが本当に
多い。
そして、やらなかった自分を正当化するために、やらなくても良かった
という言い訳をも並べ立ててしまう。
言い訳に言い訳を重ねるわけです。
頭でっかち、シミュレーション上手、分析上手、講釈たれ。
私たちが何かを成し遂げようと思った時に本当に考えるべきことは、
できるかできないかなんかじゃなく、どうしたらできるのか、ということ。
連休明け、マーボーは、「お尻がおかしいっす!」と言いながら、笑顔で
陽気に事の始終を教えてくれました。
彼の清々しい顔を見ながら、私の心も晴れていく。
やりきった人間の凛々しい顔。
やっぱり、瀕死の状態に何度か陥り、心が折れそうになったようです。
何といっても、ママチャリですからねぇ。
初日、朝4時半に自宅を出て、夜の8時まで16時間ほぼノンストップ
状態で走り続け、さらに、次の日の朝から、箱根の峠をひたすら4時間
以上登り続け、結局、横浜の友達の家に夜の9時過ぎに到着。
途中でランナーズハイに陥ったせいか、回遊魚のように止まれなくなり、
早く走りたい!休憩なんていらない!と狂ったように走り続けたみたい
です(笑)。
まさにフロー状態です。
実際にやってみた人間、そして、やり続けた人間だけが体感できる突き
抜けた領域。
箱の外。
実は、マーボーは、やり遂げたときにリアルタイムでこんなメールを私に
送ってくれていました。
「僕たちは、行動する事に対して、一番力を使わなければいけないのに、
いつしかそうでない所に、力を入れすぎてしまっていました。
目標を通して、明るい未来が創造出来て、自分の夢も叶えられるそんな
会社って素敵ですよね。
目指しましょう!
明日からもまた突き進みます!」
PS: 横浜へは、友達の誕生日のお祝いで行ったようです。
その誕生日プレゼントが、自転車・・・。
もちろん、帰りの移動手段は電車です。
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■ 編集後記
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今月で、わが社の女子社員がひとり、寿退社で退職します。
旦那さんの住んでいるところに行ってしまうため、豊橋で働き続けることが
できません。
その行先が、これまた横浜。
寂しいですが、仕方ない。
今日は横浜と結婚ネタですね。
彼女の新しい環境とこれからの人生を大いに祝福し、今までの活躍ぶりに
改めて感謝をしたいと思います。
おめでとう。
そして、ありがとう。