□アービンジャー「箱」NEWS【Vol. 214】2013/6/7
みなさん、こんにちは!
アービンジャー・ジャパンの伊藤です。
先日、赤福の社長さんとお会いする機会がありました。
赤福さんは、ご存じ、300年以上続く老舗中の老舗。
2007年に起こった偽装表示事件がまだ記憶に新しいところです。
その危機を乗り越えた社長の世界観を伺うに、やはり大事なことは
普遍だと改めて気づくことができました。
濱田社長は、テレビの記者会見で見た、あの印象とは程遠い、
まさに「福」な感じのお方でした。
箱からかなり出ていましたねぇ~
かっこつけない、飾らない、とっても気さくでオープンマインドな方
でした。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 嗚呼・・・ : 伊藤 彰記
─────────────────────────────────
~人は困難な状況が好き~
アービンジャー・アメリカ代表のジムが言ってる。
どうやら、ほんとにそういうことらしい。
でも、みんな幸せになりたいはずなのに、何でわざわざ不幸な道を
選択してしまうんだろう。。。
アルコール依存症、ギャンブル依存症など、とんでもないダメ男を
わざわざ好きになる女性は少なくない。
もちろん、表面的にはそうじゃない。
そんな男とは付き合いたくもないし、結婚したくもないと望んではいる。
それなのに、結局、結果、見事にその状態に陥ってしまう。
ということは、心の底では、やっぱり困難を望んでいるのだ。
家庭でも職場でも、人間関係でトラブルを抱えることなんて日常茶飯事。
どうしようもない状態を好んでつくり出している人のなんと多いことか。
困難を望むというのは、自分が困難な状況に陥るようしてくださいと
相手にお願いしているということ。
イヤだイヤだと言いつつも、なんだかんだ言って、相手がそうしてくれる
ようにうまく仕向けている。
でも、なんでこんなことをしてしまうんだろう・・・
さらに、ぼくたちは、同じ状況や場面を迎える度に同じ行動を繰り返して
いるらしい。
このプログラムはコンピューターで制御されているがごとく、正確に繰り
返されている。
優秀なSE(システムエンジニア)によってプログラミングされたシナリオ
が狂うことはまず無い。
でも、このシナリオ、一体だれが描いてんだ?
SEって誰?
~どうして、奥さんに怒られることがわかっているのに、いつまでも
飲み続けてオウチに帰ることができないのだろうか?~
なんでだ?
間違ったプログラムが正確に動き続けている。
~君には問題がある~・
緑の本の13ページにそう書いてある。
反省している二日酔いの私の脳みその中でぐるぐるとリフレイン。
でも、前に進むことができず・・・。
あれ?反省してない?
アーメン。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 編集後記
─────────────────────────────────────
社是:赤心慶福
最初と終わりの字をとって赤福。
赤福さんには、理念と呼べるようなものがこれしかありません。
赤ん坊のような清らかな心で、おいでいただいたみなさまの幸せを
願い、よろこぶ。
それが原点らしいです。
シンプルですね。
箱もシンプル。
物事はシンプルにとらえたほうがうまくいく!
なので、赤ん坊を目指したいと思います!