□アービンジャー「箱」NEWS【Vol. 247 】2014/02/07
みなさん、こんにちはアービンジャー・ジャパン、
「箱」の真ちゃんこと佐藤真一です。
暦の上では立春を過ぎましたが、まだまだ寒い日々が続きますね。
街はバレンタイン商戦真っ最中、この週末がピークでしょうか。
最近は誰かにあげるチョコよりも自分向けに買うチョコのほうが、
購入価格が高いんだそうです。
どうりで私にも回ってこないはずだ。(笑)
さて今日は、「箱」の真ちゃんこと佐藤真一が担当します。
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■ たしかにおもろいけど……笑えんなぁ : 佐藤 真一
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「それ、たしかにおもろいけど……笑えんなぁ。
それはダメや。」
先日、あるテレビドラマを観ていた時に印象に残ったセリフ。
主人公がある問題に直面した時、いろいろと対応策を考えたのですが、
それを聞いていたその師匠がポロっと呟いた言葉でした。
そして主人公は反論します、
「どうしてですか、おもろいならいいやないですか?」
「でも、オレにはどう考えても、
それで最後にお前が笑っている姿が想像できんのや……」
「えっ……」
「だからそんなやり方はアカン。
お前が笑ってなければなんも意味がない、違うか?」
「師匠……」
主人公が師匠の大きな愛に触れた瞬間でした。
おもしろいかどうかよりも、最後に笑えるかどうか。
「これってある意味大いなる判断基準だな」
と思いました。
また、この話を関西生まれの仲間に話をした時に、
「そうやな、おもろいかどうかは笑えるかどうかやねん。
関西と関東でもちょっと違和感あるねんな」
「どういうこと?」
「関西はな、自分を下げてなんぼやねん。
いわゆる自虐ネタってやつや。
ワイはホンマにアホやって笑う」
「うんうん」
「でも昔、東京に出てきたとき、関東の人は自虐ネタというより、
他人を落としてなんぼやねん」
「えっ、本当?」
「あぁ、だから素直に笑われんこともようあったわ。
今でも時々感じることあるよ」
「そうなんだ……。
オレも無意識のうちにやっちゃってるかも」
「そやね、ついつい無意識で傷つけちゃうこともあるやろな」
「うん、気をつけるわ」
これは仕事の上でも当てはまるかなと。
相対的に誰かを落としたとしても、
その犠牲の上にでは心から喜べませんね。
最後に自分も相手も含めて笑えるかどうか。
最後は丸く収まっているかどうか。
「たしかにおもろいけど……笑えんなぁ」
心に刻んでおきたい言葉となりました。
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■ 編集後記
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いよいよ今晩遅くからソチ冬季五輪が開幕しますね。
メダルへの期待も勝手に高まっていますが、
選手にはケガをせずに楽しんでもらいたいと願っています。
4年間という時間をこの一瞬のために費やしてきたのですからね。
個人的には女子アイスホッケー「スマイルジャパン」に注目しています。
当分寝不足の日々が続きそうです。