□アービンジャー「箱」NEWS【Vol. 266 】2014/7/4
みなさん、こんにちは!
アービンジャー・ジャパンの西やんこと
西田敬一です。
サッカー日本代表が敗戦してからというもの、
全くワールドカップを見なくなりました。
その代わり、読書に夢中です。
今月から、東京まで作家養成講座に通うのです。(WOW!)
なかなか言葉に出来ない、「モヤモヤとした感覚」と向き合い
表現をしたいのです。
41歳の新しいチャレンジ。
さて今日は、「箱」の西やんこと西田敬一が担当します。
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■ 「読書」 : 西田 敬一
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最近、本を読むスピードが遅い。
じっくり、じっくりと、読んでいる。
書いた人の、心象風景や、表現したいこと、
「本当は何を言いたいのか?」
「どんな気持ちで書いているのか?」
こんなことに、焦点をあてたいから。
声に出して読んでみる時がある。
すると、不思議なことに、魂が震えるような
瞬間に出会う。
恐らく、作者の心と触れた時だ。
箱の本を読んだのが、確か8年前。
絶版になっているが、表紙に「箱」とだけ書かれた
正体不明な本だった。
むさぼるように、一気に読んだ。
根本的な「謎」が解けた気がした。
そして、自分以外の、これを必要としていそうな
友人達に紹介した。
それからも、何度も読み返した。
ところが、、、
実際に箱のセミナーを受けてみてビックリした。
「あれ? 僕は、本の何を読んでいたのか。。」
思わず、セミナー中に質問した。
「今の説明って、本に書いてありますか?」
「うんそうね。よーく見てみると、全部書いてあるよ。」
セミナーを受けた後、急いで、もう一度、本を読み返した。
「まさか!?」
驚いた。
必要なメッセージは、全て書いてあった。
本を読みながら、良心がズキズキとするのが分かった。
作者と、完全にシンクロしていた瞬間だ
どうやら、僕は、自分に都合の良い風にしか
本を読んでいなかったようだ。
最近、アービンジャーから新刊が発売された。
Amazonの書評をみると、いろんな意見がある。
本を読んだだけで、人生観が変わったという人もいる。
「この人、ちゃんと読めてんのかな?」
自分勝手に、残念と思えてしまう人もいる。
評価されることを恐れず、
自分の中のものと向き合うことを恐れず、
読書を通じて、小さな自分を超えて行こうと
心に誓っているこの頃。