□アービンジャー「箱」NEWS【Vol. 503 】 2019/3/15
メルマガをご購読の皆様、こんにちは。
ファシリテーターの加藤典子です。
三寒四温の今日この頃、雨が降って寒い日は家を出たくないし
晴れて暖かい日は花粉が大量に飛んでいるので
家を出たくない。。。
結局、家に籠もりがちなんですよね(汗)
あぁ、早く花粉のない春が来ないかなぁ!!
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■ 物との付き合い方: 加藤 典子
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私は5年前に卵巣がんを患い4年前に再発し
それからほぼずっと治療を続けています。
病気が発覚して気付いたのは
「どんなに高価な貴金属や車やブランド物を持っていても
あの世に持っていけるのは”思い出”だけ」
ということでした。
私が亡くなった後の遺品整理で夫に迷惑かけたくない
という思いもあり、それからは物を吟味して
必要な物を購入するようになりました。
でも好きなものを買ってストレス発散するのも大切なので
相変わらず物が多くて困っています。
3年ほど前にリサイクル業者さんに来ていただき
一気に大量処分したことがあります。
それからもちょこちょこ不用品はリサイクルに持って行ったり
ゴミに出したりしているのですが
それでも溜まる着なくなった服とか
壊れた電化製品とか読み終わった本とか
家に籠っている時間を利用して引っ張り出してみました。
また業者さん呼んで持っていってもらおうかな
それともゴミで出しちゃおうかなと考えていたのですが
ふと思ったのです。
『簡単に捨てるから
また簡単に買うんじゃないか』
って。。。
そう、簡単に捨てたり処分するから
「あれ?あの◯◯どこやったっけ?」
って捨てたもの探したり
同じようなものまた買っちゃったりするんだ!
物を捨てて身軽になるのも大事だけど
自分自身の物との付き合い方を変えなきゃ!
そう思って、それぞれの物のベストな処分方法を
ネットで検索しました。
本は1冊ずつ買取価格を調べたり、使わなくなった家電も
保証書や部品を探してセットにしたり
そんなことをしていたら着なくなった服も
ひとつひとつ洗濯してアイロンをかけて
ネットフリマで欲しいと思って下さる方に
売ってみたくなりました。
手間も時間もかかるし、どうしてもお金が欲しいって
わけでもないけど、ポイポイ捨てる癖を直さないと
きっと物との付き合い方は変わらないと思うのです。
箱セミナーでは、
『人を人として見る、人を物として見る』
という考えが出てきますが
物も大切な物として見ることができるように
心の持ち方を変えたいなと思うようになりました。
まぁ、まだ思っただけで、行動はこれからなんですけどね
飽きっぽい性格なので楽しみながら
ぼちぼちやろうと思います。
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■ 編集後記
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そうそう、最近は不要になった物を必要としている友人に
あげることが多くなりました。
治療中は3度も脱毛したのでウィッグが必須でしたが
無事生えてきたので使わなくなったウィッグとか
がん治療に関する本とか頂き物のタオルとか。
相手にも喜んでもらえるし、私も身軽になるし
そして物も必要としてくれる人に貰われて
喜んでくれるのではないかと思います。
そして思い出がたくさん詰まったお金では買えないものは
お棺に入れてもらいたいものとして
大切に取っておこうと思います。