□アービンジャー「箱」NEWS【Vol. 511 】 2019/5/31
皆さん、こんにちは。
5月も最終日ですね。
令和、1ヶ月目!
皆さんはどんな1ヶ月でしたか?
本日は東京から辻良太郎がお送りします。
辻良太郎の詳しいプロフィールはコチラ↓↓↓
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■知っていることと出来ていることは違うな~:辻良太郎
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頭でわかっているけど、実際やってみたら出来ない・・・
そんなことって、あってありませんか?
つい先日、まさにそんな体験をした話です。
あるエステサロンの社長へ、コンサルティング商品の営業で伺った時のことです。
この仕事を始めて15年。
自分なりに、これまで成果も挙げてきて
それなりに自信もあります。
今日は後輩も同行している。
後輩の前で見事契約獲得して
カッコいい先輩の姿を見せたい!
僕はそう思い意気揚々とプレゼンに臨みました!
しかし!実際にプレゼンが始まり30分ほどで
僕は異変に気が付きました。
社長が全然僕の話に興味を持ってくれてないのが
手に取る様に分かるのです。
「まずい!このままでは契約取れない!」
「もっと社長の興味のある話をしなければ・・」
そう思った僕は、社長のお店の課題点やその解決策を
色々な事例を交えながら話をしました。
当初のプレゼンの予定時間は2時間。
しかし実際は3時間が経過していました。
「検討します」
最後に社長は疲れた表情で
そう言って、その日のプレゼンは終了しました。
帰りの駅までの道すがら
僕はどっと疲れを感じていました。
なぜ今日は契約取れなかったんだろう?
プレゼンの内容はばっちりだったはず!
資料も完璧だった!
なのに社長は終始つまらなそうだったのは
きっと奥さんと喧嘩でもして
虫の居所が悪かったのかな??
そんなことを考えていた時
同行してくれていた後輩が一言
「今日、辻さんグイグイでしたね。ずっと辻さんが話してましたね」
ハッとしました!!
僕は今日一体何をしに行ってたんだろう!?
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■ 編集後記
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僕は一体何をしに社長の元に伺ったんだろう?
契約を取りたかったのか?
それとも社長のお役に立ちたかったのか?
アービンジャーのセミナーを通して
「共感」ということを学ばせて頂きました。
まずは相手の立場に立つ!
相手を知ることが大切!
って、頭ではわかっていたつもりでした!
でも、実際はそもそもなぜその社長がエステサロンを始めたのかさえ知らない。
いや、知ろうとさえしていませんでした。
自分の商品を売り込む事ばかりに集中し
全く社長に対して共感できていなかった自分。
知っていることと、出来ていることは全く違う!
改めて痛感した出来事でした。
まだまだ僕の「箱」の修業は続きます