□アービンジャー「箱」NEWS【Vol.185】2012/11/09
みなさん、こんにちはアービンジャー・ジャパンのなかいです。
来月の今頃はちょうどホノルルマラソンで走っている予定です。
初めて走る42.195キロが不安で、その前に一度経験と
先週、実家の近くのフルマラソンの大会に出てみました。
結果はあしがパンパンにはっての35キロ地点でのタイムアウト、収容車行き。
帰りはフェンスづたいでないと歩けない廃人ぶり(汗)
でもある意味、ゴールできなくて良かったのかもしれません。
ホノルルの力を残しとかなければ。。
ん?いいわけに聞こえます??
今週は無事足も復活した私、なかいが担当します。
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■ 教育者 : 仲井 京子
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あたしには中2になる娘がいる。
学校の出来はあまりよくない。
それなりの勉強しかしていないので
それなりの成績だ。
原因と結果。そのとおり。
ある日、「これやりたい」
とパンフレットをリビングの机の上に差し出した。
「出来なかったのは勉強のやり方が解らなかっただけ!」
そんな、いかにも正当化ただようキャッチフレーズの
家庭教師のパンフレットだ。
大学生っぽい教師らしき数人が笑った写真が載っている。
他力本願か。しかも、ちゃらい・・・
「あかんで!」
「なんでよー、公立の学校いけんでいいん?」
「やること他にあるやろ!」
その後もさりげなくリビングには
例のパンフがおかれている。
そんなことがあった数日後、
マラソンの為に実家に前泊した。
夜、教師であった父にこのことを相談してみる。
私は父という最高の家庭教師がいた。
でも父が勉強をしろと言った記憶はほとんどない。
聞いた際に教えてくれた。
そして教えてくれるのは答えではなく、考え方だ。
「家庭教師なあ」と父。
「あたしはあのちゃらい教師で勉強が延びるとはどーしても思えん」
「んーまあ、宿題の答えを教えてもらう程度かもしれんな。
だれかに何かをしてもらって変わるというもんでもないしなあ」
んーーーー。
しばらく考え込んでいた父は
こんなふうに切り出した。
こんなふうに考えたらどうやろ?
いまのままやったら「ママが反対するからできん」で終わるやろな。
でもな、それが本物でなかったらやっても続かんで。きっと。
もし続いたら続いたでそれはええことやし。
本人がやりたいっていうんやったら、やらしてみてもええんちゃうか。
ええ経験になると思うで。
携帯1個(分の費用が)増えたと思ってな。
また、やってしもた。。。
あたしが求めていたのは正しさ。
でも父が考えてくれていたあの時間は
どうすれば相手が成長するかを
きっと一生懸命考えてくれていたんだろう。
娘にとって、あたしにとって。
答えを言わない。
その真意がいまさらながら少し解ったような気がします。
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■ 編集後記
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マラソンではいろんな人がいます。
くまさんに抜かれ、
タケコプターに抜かれ
かっぽうぎに抜かれ、
バニーちゃんには勝ちましたが(笑)
きっとホノルルではすごいコスチュームの方々がいらっしゃるのでしょうね。
タイムアウトの人は収容車に乗せられるのですが
到着してバスから降りる人達は足がガクガクなんでしょう。
フェンスづたいに歩いていました。
「あたしだけじゃない。。。」
このときの癒されようったらありません!!
ゴール前では、華々しい音楽の中、
たくさんのランナーが両手を高々と上げてゴールされているところでした。
やっぱりこっちのほうがイイーーーーー
来月こそは!です。