□アービンジャー「箱」NEWS【Vol.234】2013/11/1
みなさん。こんにちは。
橋口りょうです。
さいきん、箱に入っていたのですが、出れました^^
そのときのエピソードです。
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■ 説明責任 : 橋口遼(はしぐちりょう)
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アービンジャーでは「説明責任を果たす」ということを推奨しています。
しかし、これが中々難しい・・・。
パートナーに「愛してる」
上司には「おかげさま」
部下には「ありがとう」
一日に何回伝えているのか?
意識はしているけど、難しい。
実は最近この説明責任を果たされて、箱から出たという体験をしました。
内容は仕事のこと。とあるプロジェクト。
そこで、僕が進めていた案件の最終決済を一番の責任者に求めていました。
しかし、一週間、一ヶ月たってもなんの連絡もありません。
その間こっちはいろいろ考えます。疑心が生まれて来るんです。
「なんでメール返信がないんだろう」
「病気してんのかな?」
「それとも、おれ嫌われてるのかな?」
「おれなんか悪いことしたかな?」
「そもそもメール届いてんのかな?」
「もう一回送ってみよう」(計5回再送)
「やっぱり返事がない」
「あの人はメールの返信もできないのか?」
「いったい何を考えているんだ?」
「おれを馬鹿にしているのか」
「そんなんだからあの件もダメだったんだ」
「周りのスタッフはかわいそうだ」
と僕の一ヶ月半をかきましたが、最初は
心配から始まっていた感情が
いつの間にか相手を非難しているんです。
そう。箱です。
頭のなかの9割をこのイライラで専有されていました。
本当は仕事の9割うまくいっているのに、残りのうまくいっていない
1割に頭の9割を専有されるんです。
不思議ですよね。
そんな中、1通のメールがきました。
その最終の決済権を持っている責任者からです。
端的に言うと、箱から出てました。
相手が。
そして、僕が箱から出ました。
そのメールのお陰で。
きちんとした説明責任が果たされていたんです。
そう感じたんです。
相手の悩んでいた痛み、苦しみ、重みをこちらが感じることが出来ました。
たったのメール1通で僕の1ヶ月半が解決されたんです。
内容はNGです。ダメだったんです。決済おりなかったんです。
でも、箱からはでました。
そこにはきっちりとした感情の整理をされて書いてある文面と
今回のNGになった経緯がしっかりと説明されていました。
そう。説明責任です。
私は本当に反省しました。
自分のことしか考えずに、勝手に箱に入り相手を攻めていました。
もちろん、相手は箱から出ているので
「第3案を共に考えよう!」
という言葉に私が救われました。
私はこのように在りたいと心から思えた出来事でした。
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■ 編集後記
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くわしいことを知りたい方はご連絡ください。
経緯とともにそのメールを個別でお見せしますよ^^