□アービンジャー「箱」NEWS【Vol.25】2009/9/18
こんにちは!アービンジャー・ジャパンの田染です。
快晴の日々が続いている福岡です。
この清清しい秋の空のように、
心晴れ晴れする毎日を送りたいものですね。
只今、博多では「放生会」や開催されております。
あ、ちょうど今日までですねぇ。
たくさんの出店が並び、連日多くの人で賑わっています。
ちなみに私は、‘人ごみ’は箱入りスポットなので避けています…。
‘箱に入る’なんて知らずに楽しんだ、
幼い頃が懐かしいですね。
それでは、早速始めます!
今日の担当は、西田敬一さんです。
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■ 箱の広まり方 : 西田敬一
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最近、箱の受講生の方も増えてきて
各地で箱会なるものが開催されるようになりました。
本当にありがたいことです。
私達としては、一人でも多くの方に、書籍では伝えきれない
核心の部分を伝えることが喜びとなっています。
セミナーを受講して頂いた方のアンケートをみる度に
このセミナーをやっていて良かったと
ひしひしと充実感が押し寄せてきます。
「こんなにいいセミナーなのに、なんで広まらないのかな・・・」
これは、私達主催者側の一方的な思いでしょう。
勿論、金額的にも決して安いものではありません。
ただ、「受けてもらえれば分かる」っと、何とも身勝手な発言しか
できないのが現状です。
本当に情けない話です。
先日、こんな話を、あるマーケティングの先生に相談したところ
「箱は、プロダクトライフサイクルの導入期にあるからだよ。」
こんな指摘を受けました。
あなたもご存知かもしれませんが、製品やサービスには
成長曲線なるものが存在し、その導入期には、マーケティング
コストが異常にかかるというものです。
端的な一言に、思わず「なーるほど」と頷いてしまいました。
その先生曰く、「日本に保険が浸透するまでには、日本人に
保険というシステムや概念を普及する必要があった」とのこと。
つまり、サービスを売る前に、啓蒙活動する時間が必要
だと言うことです。
また、こんな質問も受けました。
「西田さんが、江戸時代にタイムスリップしたとして、
車を売るなら、どんな説明をする?」
しばらく考えましたが、答えは出ませんでした。
すると、「車の構造そのものを説明するよりも
今よりも100倍早く走れる馬がある」と伝えた方がはるかに分かりやすいとのこと。
つまり、よく分からないものを非常識的に説明するよりも
既存の常識から比較して伝えた方が、はるかに分かりやすいというのです。
このやり取りのあと、数週間が経ちますが・・・・
「っで、どうすりゃいいの??」
未だに、私の葛藤は続いています。
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■ 編集後記
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私事ですが…
最近、私のオフィスから見える夕焼けが、とてもきれいなんです。
夏の間は西日に悩まされていましたが、
日差しも弱くなり、ブラインドを上げて空を見る機会が多くなりました。
儚く寂しげに沈んでいく夕日を眺めていると、
何とも言えない想いがこみ上げてきますね。
人恋しい秋のひと時です…。
ではまた来週!!