□アービンジャー「箱」NEWS【Vol.26】2009/9/25
こんにちは!秋の連休はいかがお過ごしでしたか?
秋に、こんな大型連休がいつの間に・・
とカレンダーにぼやく仲井です。
たまったブログを書く私と、
学校の日記を書く子供
連休最後の風景・・・
さて、今週の担当は、私、仲井京子です。
では、宜しくお願いします!
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■ 箱の中でも得ることはある : 仲井 京子
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自分の目の届かないところで
起こってしまう事件ってありませんか。
何かの不祥事で、会社のトップがよくTVで頭を下げているシーンがありますが、
まったく知らなかったというケースもあるのではないでしょうか。
「そりゃ、経営者の責任だ」
そのとおり。
でも、もしご自身でしたらどうでしょう。
自分直接のミスならともかく
なんとも歯がゆい思いになりませんか。
もちろん、冷静に考えれば、
自分はまったく関係ないわけではないのですが、
最初はそこになかなか向き合えず苦しむのではないでしょうか。
先日、私自身そんな出来事がありました。
現実に向き合えず箱に入って抵抗していたとき、
そのとき、ふと、あることを思い出したのです。
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■ わかっていても責める気持ち
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元経営者の友人は、
飲むと過去の社内での使い込み事件をよくグチる。
それを聞くと「またか・・」私は心の中でためいきをつく。
確かに、それが資金繰り悪化の原因の一つになったことは間違いない。
が、原因は他にもあるのだろうし、
そういう環境をつくった当人にも責任があるだろうにと思いながら聞き、
時には説教をしていた。
しかし、自分がこういう境遇にあうと、
わかっていてもつい責めてしまう心境というが痛いほどわかる。
「そうだよな・・」
人間とは弱いものだ。
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■ 箱に入った経験が箱に入った人を救える
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箱に入ったとき、
実は逆に箱に入った人の気持ちを知る機会でもあるのかもしれません。
「あー、あの人のいらだちはこうだったのか・・」
そう感じることで、当時のその出来事の見え方がまるで変るから不思議だ。
同時に正論ばかりぶつけていた自分が少し恥ずかしくなる。
当時のその出来事に対して箱に出れたりして。。
ファシリテータになっても、いまだに
箱の中で抵抗するときがよくあります。
「それがなにか?!」と開き直って(笑)
でも、その経験も、役に立つことがあるのかもしれません。
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■ 編集後記
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先日手相を見てもらったんですよ。
趣味でされているんですが、
これまたよく当たるんですね。
生き様はウソをつけませんね。
手に現れているようです。
あまりにもあたるものだから
はだかをみられるより
はずかしい気分になりました(汗)
箱も考えると、相手からは「お見通し」だから
手相といっしょか(大汗)
ただ、手相はかわっていくとのこと。
つまり未来は変えられるんです。
自分でペンで書き足すのもアリらしい(笑)
今度、お会いしたときは
いい生き様をお見せしたいものです。