□アービンジャー「箱」NEWS【Vol.310】2015/5/14
こんにちは!アービンジャージャパンの西田敬一です。
札幌に向かう飛行機の中です。
今日から2日間、アービンジャーファミリーの合宿です。
初開催となる北海道。僕自身も初です。
機会をつくってくれた、札幌在住のファシリテーター
野中雪江さんに感謝です。
このメルマガが皆さんに届く頃、合宿2日目に入っています。
どんな状態になっているのか。
いつもの「ゆるい」感じだとは思いますが。。
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■ 「箱から出ることの価値」 : 西田 敬一
先日、Facebookを通じて、友人からこんなメッセージをもらった。
「ねー、西やん。人生は素晴らしいよねーー!!今、私、本当に幸せよ。」
「箱から出たらどんなに素晴らしい世界があるか!!」
「そうだなー、箱から出る価値や素晴らしさを、もっと皆に伝えたら?」
するどい指摘だった。
大体、僕の話は箱に入ったことを、笑い飛ばすか、泣き飛ばすかの
どちらかだ。
箱から出る価値。
彼女が、セミナーを受講したのが、丁度1年前。
美人で、仕事もよく出来、周囲からは大変愛されていた人。
「人の奥底を、こんなにもシンプルに表現できるって、すごいことだわ!」
彼女は、まるで、自分の呪いを説く秘密の鍵を手に入れたようだった。
それから、半年後。
彼女は、人生最悪の失意の中だった。
男女の別れ話。
誰にも言う事のできない、秘密の恋愛だったらしい。
「なんで、私ばっかり、こんな酷い目に合わなきゃならないの!!」
「なんで、あの人は、何にも失わないで、私ばっかり損するの!!」
髪の毛が抜け落ちることが多く、ゲッソリとした表情となった。
目の輝きは完全に失っていた。
僕は、電話や直接会うなどして、コンタクトを定期的にとっていた。
彼女は、泣き崩れ、時に、発狂した。
「いっそ、死んじゃった方が楽になれるかしら。」
うすら笑みを浮かべながら、何度もつぶやいた。
「私が死んだら、あの人も苦しいままかしら。うふふ。」
その最悪の日々から、数ヶ月後が経った。
彼女の中の痛みや苦しみは、次第に薄れていった。
引きこもりがちだった彼女が、ちょっとだけ、行動できる様に
なったらしい。
新しい仲間に出会ったり、新しい習い事を始めたり。
そして、1年後の今。
彼女からFacebookでメッセージが届いたのだ。
「私ね。実は、本当に運命の人に出会っちゃったの。」
「西やんが言ってた、あー、この人かも!?って感覚が
生まれて初めてあったの。それもすっごく自然な感じだったのよ!」
「箱の話って、感じる話でしょ。頭じゃなくて、自然に感じるって。」
「その人に、思い切って勇気を出して、この感覚を伝えてみたのよ。
そしたら、彼も、全く同じことを感じたんだってーー!!きゃーー!!」
彼女は、結婚することの喜びに溢れていた。
「箱から出てると素晴らしいことが起きるんだって!あの時は、絶対にそんな日が来るなんて思ってもみなかったけど。」
「箱から出ることの価値をみんなにもっと伝えたら?」
その後、彼女のFacebookのプロフィール写真もかわり、
前よりも一段と綺麗になっていました。
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■ 編集後記
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箱から出る価値。
これからも、色んな人の体験をお届けしたいと思います!