□アービンジャー「箱」NEWS【Vol.311】2015/5/22
こんにちは!アービンジャージャパンの伊藤彰記です。
ご無沙汰です!
伊藤ですよ!
久々の登場ですよ!
お忘れじゃないですか!
え~、久々の登場にアタクシ自分のメルマガ当番を忘れておりました!
それでは今日もいってみよ~
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■ 実験くん : 伊藤 彰記
経営トップとして、限りなく「決める」ということを手放すと
どうなるか。
人事、採用、予算決定、執行、情報開示、利益配分・・・
最近、自分の会社で、社長が何をどこまで手放せるのかを
検証中。
実験なのだ。
これは、私の尊敬するアービンジャーの取締役でもある
株式会社ココシス岡部会長の一大テーマでもある。
実験とは仮説を検証すること。
「経営者が既得権益を手放すと自立が進む」
それが仮説。
それを検証するためには、実際にやんなくちゃいけない。
わが社は、今、真の意味での自立型社員をつくるために、
新たな局面を迎えているといえる。
正直怖いと思う。
そこまで任せるのは。
が、しかし、この恐怖を乗り越えなくては新たなフェーズ
はやってこない。
任せれば育つ。
人は、自由と責任の中で大きく育っていく。
社員の成長こそが組織を成長させる。
だから私は実行する。
とはいえ、やっぱ、めちゃめちゃ決めたいという衝動に駆られる。
そして、今まで任せると言いつつも、やはり自分自身が
どれだけ決めていたかということにやっと気づく。
つまり、それほどまでに社長の影響ってのは、大きい。
と、改めて再認識中である。
しかし、「決めることは社長の仕事」というセオリーが世の中の
社長のセオリーだと思っていたのだから、まー、仕方ない。
当たり前といえば当たり前なんだけどねぇ。
やっぱり、改めて見直すと、世の中の経営者は、コントロール
や既得権益にまみれていると思う。
それを社長の特権とみるか、責任とみるのか。
どれだけの社長の箱を手放すことができるのか。
さてさて、今までの常識を覆し、新たな仮説のもとに検証が
順調に進むことを期待する。
ということで、いとちゃんの実験はまだまだ続くのだ。
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■ 編集後記
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「箱」の話とは何なのか。
ある人にとっては救いとなり、ある人にとっては、聞きたくも
ない面倒臭いお説教に聞こえる。
今の自分の心のあり方によってこれほどまでに違うのか。
自分の反応と他人の反応をみて、改めて目の前にある現実は
自分を映し出す鏡だということに気づく
ああ、ため息(笑)