□アービンジャー「箱」NEWS【Vol.37】2009/12/11
こんにちは!
アービンジャー・ジャーパンの田染です。
12月ももう半ばを迎えようとしていますが、
みなさまいかがお過ごしですか?
今年も、あっと言う間に終わってしまいそうですね。
後半月、毎日を味わいながら過ごしていきたいと思います。
では、早速始めたいと思います。
本日の担当は、私、田染がお届けします。
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■ 相手を負かすために自分も負ける : 田染美穂子
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今年の秋口くらいにフランステレコムで、
度重なる業務再編による人員転換にストレスを抱えた社員が、
相次いで自殺するというニュースが話題になった。
それも移動を告げられた直後に6階のオフィスから飛び降りたり、
会議中に腹を切ったりと凄惨な様子。
同社の社員数は約10万人で、
この1年半の間に23人が自殺し、
未遂まで入れるとその数はさらに増えるらしい。
何が彼らを自殺へと駆り立てるのか。
7つの習慣という本の中に、「Lose Loseの法則」という章がある。
相手を負かすために自分も負ける。
自殺とまでは行かなくても、日常よくあるこんな現象。
「うまく行かないように関わる。」、そんなことをすることはないだろうか。
意に沿わないプロジェクトに参加するとき、
良く思ってない人と仕事をするとき、
懸命に取組んでいるように見せかけて、
ちょっと手を抜いて見たり、わざと聞いてなかった振りをしたり、
失敗をプロジェクト自体のせいにしたり、
その人の人間性を問題視してみたり。
たくさんの労力と時間は、何のために使われているのか。
「自分は正しくて相手が間違っている。」ことを
証明するためにするたくさんのこと。時には命までかけて。
何のために?本当の望みはなんだったのか?
初対面の人に会った時、
この人は自分よりできる人か?
お付き合いすることでどんな利益があるのか?
私の立場が脅かされることはないのか?
そんなセンサーがピッピッと作動する時がある。
他の人と敵対せずに自分と同じ一人の人として見ること、
自分も他の人も幸せに生きていくための唯一の方法だと思う。
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■ 編集後記
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ジェイソン・ステイサム、私の好きな俳優の1人。
代表作に「トランスポーター」シリーズがあるのですが、
皆さん、ご覧になりましたか?
3作まで公開されておりまして、まだ続きそうな気配です。
1作目が公開された時は、確か小さな映画館で、
それ程注目されていませんでしたが、
2作目・3作目と重ねるごとに話題になってきました。
しかーし、3作目は残念。
あの女性は登場した方がよかったのかなぁ…。
それならリーサルウェポン的な女性の方がいいとか、
回を重ねてもクールでスマートな役を演じて欲しかった!とか、
個人的な願望ですかね…。
それではまた来週!
ステキな週末をお過ごし下さい。