□アービンジャー「箱」NEWS【Vol.90】2011/01/14
こんにちは。アービンジャー・ジャパンの伊藤彰記です。
明けましておめでとうございます!
みなさんはいかがお過ごしですか?
鑑開きも済みましたし、そろそろ正月ボケも封印されましたか。
私は、お餅食べ過ぎ、お酒飲み過ぎで、たるんだ心身を未だリハビリ中・・・ コラッ
今年もエンジン全開、うさぎさんのように、ピョンピョンととび跳ねるがごとく、元気よく
1年過ごしていきたいと思います!
それでは、今週は私、伊藤が担当します。
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■振り子の法則 : 伊藤彰記
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どうやら、私はせっかちらしい。
というか、自分でも思うが、間違いなくせっかちだ。
悪く言えば、ただの短気かもしれないけれど、しかし、良く言えば、決断力があり、
思いの力が強いということなのだ。
会社経営おいては、スピードが必要だ。
決断力がカギを握るのだ。
だからせっかちなほうが、いいぐらいなのだ。
それから、ビジョンや目標を立てて、そこに突き進む求心力も必要だ。
だから思いの強さが必要なのだ。
それは、会社経営にしろ、人生にしろ、同じことなのだ!
・・・
・・・
ちょいと最近の我がせっかち人生を振り返ってみようかな・・・。
思い立ったら、すぐに何でもやらないと気が済まない性質。
急いでもないのに、目的地には早く到着したいと思うから、運転も荒くなってしまう
ことが多い。
家族で出かける時、支度の遅い嫁さんにイライラしたり、外食に行った時、
中々注文の決まらない彼女の姿にもイライラする。
わが社の社員たちは、指示を出す自分にそこそこ機敏に対応してくれるが、家庭では、
簡単にはいかないことも多い。
息子たちは、中々おもちゃを片付けないし、駄々をこね始めたらお手上げ状態だ。
だから、カチンときてはすぐに怒ってしまう。
会社でも家庭でも、どちらにしても、自分の思った通りの展開にならないと
イライラする。
・・・
ん~ 子供もオレも対して変わらん・・・
・・・
オレは子供か?
ただの自己中じゃないか・・・。
ああしたい、こうしたい、という思いが強いのも考えものだ。
箱に入ると、様々なことを自分にとって都合よく解釈して独善的になってしまう。
他人のために始めたことでも、その思いが強すぎると、いつしかそこに執着して
しまっている自分がいる。
思いの強さが執着になってはいかんと思う。
その強さに比例して同時に箱に入ってしまうから。
原因には、必ず振り子のように、反対側にも振れてしまう、同じく何かしらの
結果が存在する。
しかし、人間だもの、己の欲はあって当たり前。
それとどう付き合っていくか。
自分の箱とどうつきあっていくか。
大事なことは、捉われずに集中すること。
自分の外側に執着するのではなく、自分の内面に集中する。
自己と向き合う。
へ? アタクシ?
アタクシは未だ迷走中でございます。
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■ 編集後記
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最近、改めて家族と家庭の安定が大事だなとヒシヒシと感じています。
親との関係、夫婦の関係、子供との関係。
家庭は自分の行動のエネルギーの源です。
物質的な豊かさを実現することも大事なことですが、ステキに輝いている人は
家庭がうまくいっている人が多いようです。
心の豊かさを実現するためにも、家族の幸せを実現する。
いつも笑顔の絶えない家庭でありたいものです。