O. J. (社内ファシリテーター)
〈私と箱との出会い〉
二度と自分の過ちを忘れないための、生きる拠り所
普段は北の大地にて、製造業の、ファシリテータの二足のわらじ。
高校時代、家電メーカーに憧れ、将来エンジニアになる、という強い意気込みで、北海道を出て関東の大学に進学。
何とか夢かなって総合家電メーカーに入社、憧れの家電メーカーのエンジニアとして社会人人生を踏み出す。
結婚し、子供も生まれ、情熱をもって仕事に取り組むも、仕事を独りで抱えこみ、うまくいかない日々の。
体調を崩し、逃げるように、「住み慣れた北海道に帰りたい」とUターン転職を決意。
縁あって今の会社に巡り合い入社、心機一転、創業期メンバーとして立ち上げに尽力。
しかし、組織が大きくなるについて、イザコザが起き、心悩める。
「なんで、みんな、こんなに周りの人のことを悪く言うんだろう?」
そんな私の心を知ってか知らずか、最近読んで心に残った本として上司より『箱』本を紹介され、その日の夜にすぐさま購入。そして衝撃を。
「あ、俺、箱に入っている。問題は俺自身だったのか」。
自分の考え方を改めよう、『箱』の考え方に従って行動、生きようと決意する。
しかし、『箱』の考え方に従って生きるも、何も変わらない毎日が続く。
私はモヤモヤを抱え、周りに不満を抱える毎日。
陰口を聞くたび、心の中で、
「あの人、『箱』に入っている」
「人を人として見ようよ。相手には相手の都合があることどうしてわからないんだろ」
「みんな『箱』本を読めばいいのに」
そんな風に思っていた。
うまくいかない原因は周りにあると思っていた。
そして、思春期に成長した子供や妻と、毎日のように言い争う日々が始まる。
言うことをきかない子供を叱り、妻の自分に対する振る舞いに不満を爆発させ・・・。
イライラが募り、不満ばかり、不幸せな感情ばかりが蓄積する毎日。
「職場でも家庭でも、毎日が楽しくない。なんでこんな楽しくない毎日なんだろう・・・」
そんな時、『箱』のオンラインセミナーと出会う。
オンラインでのワークを通じ、自分の人生と考え方に再度向き合うことで、自分の本当の『箱』に気付き、「真の問題は自分自身だった」と深く自省。そして、それを認めたことで救われる。さらに、同じように自分の『箱』と仲間とも出会えた。
「私は、二度と『箱』の考え方を忘れてはいけない。私と同じように苦しんでる人に対して、この『箱』を伝え、お役に立ちたい」と、
ファシリテータとしての道を歩むことを決意。
「自分が関わっているかぎり、問題は自分にある」
「昨日より一歩でもよりよい今日を過ごそう」
このフレーズを心に刻み込み毎日を生きている。
『箱』に入り、それに気づき、『箱』から出る、それを繰り返す毎日。
ただ、『箱』を知った後、『箱』に入る頻度は激減し、毎日が楽しくなってきた。周りとの関係性もよくなり、イザコザで心を悩ませる時間も減ってきている。
夢は、北の大地で『箱』を広げ、仲間を作ること。
終わりなき『箱』の旅は今日も続く。